小田原市が管理する街区公園の中で、再整備により利用者の増加が見込める南鴨宮駅前公園では、昨年10月から整備工事が行われた。約5400万円の工費を投じ、今年の3月下旬からリニューアルして供用の始まった南鴨宮駅前公園に出かけた。数年間の再整備事業によりリニューアルしたのは、市内南鴨宮の南鴨宮駅前公園。公園名の通り、鴨宮駅南口から徒歩1分ほどの場所に所在している。再整備前の公園の様子は。以前ブログで紹介したことがある。リニュール後の公園の印象は、周囲に植栽されていた木々がかなり伐採されて明るくなったように感じる。再整備工事により、公園内にはコンクリート舗装の園路が西側に新設。遊具の配置場所は以前とほぼ同じで、中央から北側部分。公園の中央部分は、以前は桜など3本の樹木があったが、いずれも伐採されて桜2本が植栽され東屋が新設された。東屋内は対面式のベンチが2基。再整備前には4種類あった遊具は、2種類が撤去されて3種類が新設されて計5種類になった。新設されたもので一番大きな遊具が、日都産業製のコンビネーション型すべり台のミニサファリで税込2,345,200円。以前は2人用だったブランコは4人用のものが新設。中村製作所BU-F4でブランコ本体が税込670,000円で、安全柵は約30万円。再整備により大人向けの健康遊具も導入。中村製作所製のFIT-04で製品価格は税込312,000円。ぶら下がってストレッチしたり、懸垂を行える遊具。公園南側にあったトイレは、ほぼ同じ場所に新たな多目的トイレが新設。内部は見なかったが、以前と比べると2倍くらいの大きさなので利便性が向上したようだ。リニューアルした南鴨宮駅前公園は、以前と比べ利用者が増えたようで、共用開始後からポタリング途中に撮影しようと何度も立ち寄ったが、いずれも利用者がいて撮影が行えなかった。9月上旬の猛暑日の昼下がり、暑さのためか利用者がいなかったタイミングでようやく撮影。街区公園の再整備は第二弾として、早川2丁目にある山根公園で今年度下期に工事が行われる。