今年こそ完走を目指し出場した第68回富士登山競走だったが関門タイムを3分ほどオーバーしてしまい8合目で競技終了となった。体力的に余裕があったので、来年以降の参考にしようとゴールのある山頂を目指し登山道を進んだ。 午前11時3分、8合目の関門で時間オーバーとなったがそのまま登山道を登り続ける。ここから驚異的なスピードで登り山頂ゴールを制限時間内に通過出来たとしてもタイムが残らないので自己参考記録にと山頂ゴールを目指す。過去5回の挑戦ではすべて8合目リタイアなので8合目から上は未知の領域。とりあえず山頂まで30分を目標に登る。 足を攣らせないように注意しながら急な登山道を進んでいると9合目目前で大きな犬を連れた登山客とすれ違った。写真を撮っていると余裕ですねと言われたが、もはや競技と関係ないので気が抜けて半分道楽の登山なようなもの。 午前11時25分、9合目の鳥居を通過。今年の富士登山競走は5合目から終始ガスっていて眺望はまったくといって良くない。体感気温は涼しいから寒いへと変わり身体を動かしていても冷えてくる。たまらずビニールの簡易カッパを羽織って頂上を目指す。 午前11時30分、富士山9合5勺の地点で富士登山競走終了時間を迎える。頂上からはカウントダウンと声援の声が大きく聞こえてきた。今年は何人の選手が完走できたのだろう。 午前11時39分、山頂の鳥居が見えてきた。8合目から30分の目標で登ってきたが37分くらいかかってしまった。完走ボーダーラインで8合目を通過出来たとしてもかなりハイペースで登らないと時間内の午前11時30分までに山頂へつかないことが分かった。 午前11時40分、富士山頂のゴールに到着。自己参考タイムだが制限時間から10分遅れの4時間40分でゴール。10分を削るのにはあと何年トレーニングを続ければ良いのか途方に暮れるが今回初めてゴール地点までたどり着けたのでかなり嬉しい。 富士山頂の凍えるような寒さのなか、汗で濡れたTシャツと短パン姿で疲労困憊していて結構まずい状況のため即下山開始。体力を使い果たした感があるので下りが物凄くきつい。5合目を出発する送迎バスは午後2時が最終なので2時間以内に5合目まで到着しなければいけないが足が前に出ない。山頂コースの競技終了後の下山がこれほどきついとは思ってもみなかった。 午後1時半、なんとか5合目に到着。今年の富士登山競走も8合目の関門で競技終了となったが昨年よりは良いタイムだったので色々と収穫のある大会だった。来年の大会までまた1年間トレーニングを頑張りたい。
[来年の自分用メモ]
・小田原出発は午前4時で大丈夫
・前当日メシ パン×2・牛丼・パン×3・パン大福
・5合目荷物 雨具・着替えTシャツ・タオル・水・甘いもの
・馬返しまでは道路中央部分がバランスよく走れる
・足を攣らせないためのトレーニングを考える
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