小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



神奈川県や小田原市が発注する公共工事を度々、このブログでも取り上げていて工事発注表や入札結果の中から興味をひいた工事現場へと出かけている。その他、ポタリングや散策の際に偶然工事現場を見つけることもあり、先日ポタリングの途中に着工したばかりの側溝修繕工事現場を通りかかった。先日、ポタリングの途中に鬼柳・桑原工業団地内を通ると市道脇の側溝部分で工事が始まっていた。この市道は鬼柳・桑原工業団地の造成の際に整備された新しい道路で、造成の際に側溝も合わせて建設されたもの。側溝の修繕内容の詳細は不明だが、市道4867の北側は側溝の天端部分がコンクリートで覆われて暗渠化されているが、南側はコンクリート蓋となっている。恐らく南側の部分が北側と同じ施工で修繕されるようだ。施工区間は、今年度上期の工事発注予定表に記載されていたが、既にHP上の工事発注予定表が消えており不明。約50mくらいの区間が草刈されていたので、その部分が施工区間と思われる。工事の正式名称は、令和6年度 市道4867側溝修繕工事で工費は税込5,275,600円。昨年度も同様の工事が市道北側の側溝で行われたようだが、まったく気にとめていなかった。来年2月頃には修繕工事が終わる予定なので、工事後の様子を撮影したいと考えている。



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三の丸小学校前のお堀端は、遊歩道沿いの街路灯が老朽化して昨年度から取り替え工事が行われている。今年も施工業者が決まり、これから街路灯の改良工事が始まろうとしている。先日、三の丸小学校前のお堀端を散歩していたら工事看板が設置されていた。記載内容は街路灯の設置で、工期は来年2月10日までの予定。西側には昨年度設置された街路灯が3基あるが東側は仮設の街路灯があるのみ。昨年度の工事ではソーラー充電式の街路灯が3基設置されて工費は約1180万円。今年度発注の工事の工費は約1130万円なので、おそらく昨年と同規模の施工内容になると思われる。お堀端に設置の街路灯なので、提灯型の和風のものになるのかと思っていたら、上部に太陽光パネルが取り付けられた充電式のタイプのものだった。全体的には茶色の塗装が施されているので、あまり目立たず。お堀端の街路灯の設置工事の正式名称は、令和6年度 城址公園周辺街路灯改良工事で工費は税込11,298,100円。日頃の散歩でよく通る場所なので、工事の進捗を記録に残したいと考えている。



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小田原市板橋の旧東海道沿いに所在する旧内野醤油店の店舗兼主屋は、明治時代に建築された歴史的建造物で国登録有形文化財に登録されている。小田原市が20201年に公有化し、建物の維持・保全のため今年度から耐震補強等の改修工事が行われる。小田原市板橋の旧東海道沿いの旧内野醤油店は、明治30年代に建築された土蔵造り風の町屋で歴史を感じる重厚な佇まい。数年前に小田原市が公有化し、今年度から2ヵ年計画で約3億5千万円を投じて改修工事が行われる。先行して裏手にあった住宅は解体されて既に更地になっており、敷地内に現存しているのは歴史的に価値のある建物群。改修工事の概要については工事請負契約の締結(PDF)に記載されており、以前の住宅跡で草地になっている場所には駐車場が整備される予定。これから始まる改修工事で、残念ながら解体されてしまうのが小田原用水に面した工場跡の建物。用水沿いの古びたコンクリートの工場跡の風景が好きだったので何とも残念。工場解体後に、展示スペースが新たに建設される予定。旧内野醤油店耐震補強等改修工事の初年度の工費は税込218,559,000円。工場跡の解体や展示スペースの建設を記録に残したいと考えている。

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小田原市扇町の白山中学校では下期にグラウンドの改修工事が予定されている。先日、工事前のグラウンドの風景を撮影に出かけた。白山中学校は校舎とグラウンドが道路で分断されているため、校舎敷地内からグラウンドへ通行するための歩道橋が設けられている。歩道橋は昭和56年に設置工事が行われて40年以上使用されている。歩道橋の橋名は白山中学校横断歩道橋。白山中学校のグラウンドは全体的に老朽化しており、フェンスや野球のバックネットも錆が目立つ。前回、グラウンドの改修工事が行われたのは1994年なので30年ぶりのリニューアル。道路に面したグランド入口には、以前使用されていた門が残されている。門柱の銘板には小田原市立第三中学校運動場と記されている。白山中学校は元々、小田原市立第三中学校として開校。昭和30年に現在の白山中学校に校名が変更になったので、門柱は昭和30年以前のもの。小田原市立白山中学校グラウンド改修工事の工費は税込77,196,900円。工事の積算書を確認出来なかったが、発注予定表によるとグラウンド内7,300㎡の範囲で改修工事が行われる。

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都市計画道路 穴部国府津線は、東富水小学校入口交差点から県道74号の旧小田原給食センター付近までの区間が未整備で、2014年から用地買収が行われている。今年度の整備事業では、狩川や県道720号に架橋される橋梁の橋脚工事や作業ヤードの整備が予定されている。穴部国府津線の街路整備事業(PDF)では、県道720号と小田急線を跨ぐ橋と狩川と大雄山線を跨ぐ橋の2つの橋が建設される。狩川と大雄山線を跨ぐ橋は、狩川の水道橋上流部に架橋される計画で、先行して作業ヤードの整備が8月から始まった。作業ヤードの場所は、大雄山線水道橋踏切近くの休耕田のような場所で、狩川の土手と大雄山線に挟まれている。訪れたのは8月中旬で、その時には重機が1台搬入されており草刈や整地作業が進行していた。本件の正式な工事名は(小土工202)令和6年度 街路整備工事 県単(その2)で、工費は税込28,459,860円。どのような作業ヤードが整備されるのか、積算書を見たが土木シート・水路工・仮囲い等の項目が並んでおり、いまひとつイメージ出来ず。狩川の土手から作業ヤードの整備区域を撮影。将来、この風景の中に新しい橋が段階的に建設されていくので、工事の風景や移り変わりを記録に残したいと考えている。

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