昭和の頃は様々な動物たちが飼育されていた小田原城址公園内の小田原動物園は2005年より順次飼育施設の撤去が行われ、現在残っているのはニホンザルを飼育しているサル舎だけとなっている。そのサル舎で今月から改修工事が始まった。昨日、小田原城址公園本丸広場に出かけたらサル舎周辺がフェンスで囲まれていた。2月の中旬までの予定で改修工事が行われる。フェンスの中のサル舎を見ると金網が撤去されていてサルがいなくなっていてびっくり。現地のお知らせによるとサルは別棟に移設したとの記載。小田原動物園は1950年の小田原こども文化博覧会の際に整備。サル舎が最初からあったのかは不明だが、最初からあったとすると約70年ほど経過していることになる。復元された小田原城より歴史のある建造物。数々の小説にも登場する小田原動物園の名残のサル舎が改修を経て継続する見込みでなにより。サル舎改修工事の工費は税込2,616,840円。2月の中旬からサルの展示が再開されるようなので、改修後の写真を撮りに出かけたい。
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