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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



防災対策のため市内の各河川では、ここ数年で危機管理型水位計の設置が県の事業によって進んでいる。そうしたなか、今年の春に市内2ヶ所の危機管理型水位計の近くに簡易型河川監視カメラの設置工事が行われた。以前の記事で狩川管理橋脇の簡易型河川監視カメラを紹介したが、同じような設備が井細田大橋の左岸上流に設置されていた。4月下旬に通りかかったときには既に工事が終わっていたので、3月下旬から4月上旬頃にかけて設置工事が行われたようだ。機器の構成は狩川管理橋脇に取り付けられた河川監視カメラと同じく太陽光パネルと制御盤に監視カメラ。制御盤に取り付けられたプレートには神奈川県簡易型河川監視カメラの記載があるので県が管理する監視カメラ。鉄柱上部に取り付けられた監視カメラが向けられているのは井細田大橋上流側の山王川。設備に電線や通信線が結線されていないので、監視カメラの映像はLTE回線で伝送されるシステムのようだ。関連しそうな神奈川県のホームページを確認したが今のところ画像の公開はされていない。市内の森戸川にも、ここ数年で危機管理型水位計が設置されたので同じような簡易型河川監視カメラが今春に設置されたのかもしれない。運用開始を待ちながら、森戸川の状況も確認に出かけたい。

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神奈川県の県土整備局では津波や高潮などの状況をリアルタイムに把握できるように海岸線に海岸・港湾監視カメラを設置して、画像をWEBで配信している。現在、県内では15ヵ所に海岸・港湾監視カメラが設置されており、小田原市内では国府津に海岸監視カメラが設置され運用が始まっている。どのようなカメラが設置されたのか興味があったので先日、海岸監視カメラを見に出かけた。海岸監視カメラが設置されている場所は国道1号下り線から国府津海岸へ曲がる道路脇。神奈川県のホームページでは小田原海岸と記載されているが国府津海岸のほうが一般的な呼び名の場所。金属柱の下部にはカメラ作動中のプレートと、電気と制御関連の機器を格納したボックスが2つ。プレートによると津波監視カメラとの記載。金属柱の高さは約10m前後。上部に小型のカメラが設置されている。向けられている方向は南東側。カメラ部分をズームして撮影したが機種やメーカーなどは分からず。公開されている映像は3秒更新なのでカクカクとした再生になっている。夜は国道1号や西湘バイパスの街灯が明るいので意外とよく見える。監視カメラが取り付けられている柱の下部からカメラが向けらている方向を撮影。西湘バイパスが邪魔で波打際がよく見えない。配信映像は上部からだが、余計に西湘バイパスが写りこんで波打際は見えず。津波が来るような状況は訪れてほしくないが、台風時の高波の様子を確認するのにはなかなか役に立ちそうな監視カメラ。今年は台風が何回接近するのだろう。

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神奈川県では洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置を進めていて近頃、小田原市内4ヶ所の河川に危機管理型水位計が設置された。すでに山王川と狩川と仙了川に設置された水位計はこのブログで紹介していて、今回は残り1ヵ所の水位計を撮影に出かけた。小田原市内に設置された4ヶ所の危機管理型水位計の残り1ヶ所は国府津地内の森戸川に設置されている旨、神奈川県のホームページに記載されている。とりあえず親木橋から森戸川沿いを上流方面に探索して県道72号の森戸橋に到着。森戸橋上流側は川岸に木々が生い茂って、その木々に隠れるように水位計が設置されているのを発見。危機管理型水位計が設置されているのは、森戸橋から10mほど上流の右岸側。古びたフェンスの内側に設置されていた。森戸川に設置されている危機管理型水位計は狩川や仙了川に設置されている危機管理型水位計と同じ横河電機製で太陽電池と無線通信ボックスのユニットで構成されている。観測データの伝送はLTE回線を使用しているので配線類が少ない。森戸川の危機管理型水位計は両岸から小さな水路が合流する付近に設置されていて、大雨時にはこの地点は急激に水位が上昇しそうな場所。実際に危機的な水位になるような豪雨が起きないことを願うばかり。

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神奈川県により小田原市内4ヵ所に洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置が近頃行われた。すでに山王川と狩川に設置された機器についてはこのブログで紹介したが、仙了川にも危機管理型水位計が設置されたのでGWの休みを利用して撮影に出かけた。危機管理型水位計が設置されたのは小田急栢山駅から徒歩1分ほどの場所にある仙了川。川沿いは県道720号で車の往来が多い。水位計が取り付けられたのは護岸の両岸に渡されたコンクリートの梁のような部分の中央。県道720号沿いの仙了川は川幅が狭くて川というよりも水路といった感じ。仙了川に設置された危機管理型水位計は、狩川に設置されている危機管理型水位計と同じ横河電機製で太陽電池と無線通信ボックスのユニットで構成されている。水位の観測は電波式で電波を照射するラッパのような形をした機器が水面に向け取り付けられていた。曽比周辺の仙了川は護岸の高さがそれほど無いため、危機管理型水位計が取り付けられた各河川の中では一番洪水が起きやすそうな場所。大雨が降った際にはどのように観測データが公開されるのか注目したい。

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神奈川県では河川の増水による洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置を進めており、小田原市内では4ヶ所に危機管理型水位計が設置された。前回は狩川に設置された危機型管理水位計を紹介したが、今回は山王川に設置された危機管理型水位計を撮影してきた。山王川に新たに設置された危機管理型水位計は、県のホームページによると井細田大橋に設置されているとの記載があって井細田橋へ。しかしながら橋自体には設置されておらず左岸上流の護岸に設置されていた。左岸の護岸上部のフェンスに新しい機器が設置されていた。狩川管理橋の危機管理型水位計と同じメーカーで太陽電池と無線通信ボックスのユニット。肝心の水位を観測するための機器は見当たらず。右岸側から見ると無線通信ボックスから護岸下まで管のようなものが取り付けられていた。接触型の水位センサーで水圧を検出して水位を測定するタイプの水位計。井細田橋の周辺はここ数年、川底に溜まった土砂の搬出が行われ以前と比べると川底が深くなって洪水のリスクが減少している。危機管理型水位計は川の増水時は2分や5分更新で水位を観測してホームページでデータが確認出来るので、今年大雨が降った際にはどのように運用されるのか注目したい。

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