アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

葬式の夢と結婚式の夢 3

2015-08-28 11:32:22 | 夢判断
夢判断では、普通「死」については、不吉なもの、悪いものとはとらえません。

(もちろん、状況で、大切な人の死が、予知夢として現れることはありますが。)

通常の場合、死は「その人の内側の、ある面の終わり、消滅、崩壊」という風にとらえます。

つまり、自分が死んだ夢を見たら、自分のある面が終わったということです。
そして、内側では、再生が始まった、ということです。

古いものが死んで、新しいものが生まれ、育っていく、ということです。

では、私の夢の場合はどうでしょう。

私は父のお葬式の夢を見ています。

「父」の象徴するものとは何か・・・父は、子どもにとって、絶対的に近い存在です。
父の教え、価値観などは、子どもに大きく影響し、ある意味縛ります。

その人の内的世界の、底の部分、あるいは根幹の部分だったりします。

そういう、私の内的世界の根幹をなしていた部分が死んだ、終了した、ということで、
すごい大きな出来事ですよ・・・。

リハーサルの夢だったようですが、途中からは、そうでもなかったような。

私は最初、ちょっと泣いていました。

「父」という、私をある意味縛っていたものは、同時に、社会でつつがなく暮らせるようにと、私を守ってくれていた価値観でも
あるのですから、その「守り」が終わるというのは、確かに心細く悲しかったと思います。

が、夢の中では、涙はほんの一瞬で、あとは、非常に淡々と一部始終の流れの中に、私はいました。

セレモニーは終わったのです。

強い力で私を守りつつ縛っていた、ある価値観、信条といったものが死んだ(消滅した)ようです。

そう、「夢なんていうのは、若い人のもの。もういい年の女は、平穏に暮らすのが一番」と思い込んでいた私は終わったようです。

そして、「いいえ、いい年をしても、夢を持つのは恥ずかしいことじゃない。死ぬまで夢を持って、どんどん生きていっていい。」
という、新しい私が、心の奥底から生まれ立ち上がったようです。

こんな日が来ようとは・・・

    つづく
    明日は、いよいよ結婚式の夢解き