アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

子を捨てる

2010-03-16 10:46:53 | 青年の子育て
久しぶりの大波かぶり。
やっと立ち直ってまいりました。

次男19才。今年20才。
小さい頃から怪我や病気が多く、19にしてすでに救急車のお世話になること2回。
入院あり手術あり。

口だけは達者なのだが、やることが未熟で、常に母親がフォローして回らなければ、
大学受験の願書提出さえ、ままならない子であった。

大学に入ってからは、飲酒朝帰り外泊オンパレード。

痩せて色白神経質。
ちょっと何かあると、ただでさえ食が細いのに、すぐ吐いてしまうし、こんなことで社会人に
なれるのかと、心配がつきなかった。

ところが、母親のそんな心配は眼中になく、とにかく「家を出て、一人暮らしをしたい」
という欲望がものすごく強い。
「オレには自由が無い。」と。
「何バカなこと言ってるんだろう。」と呆れてしまう。

彼の部屋は、足の踏み場もないほど散らかっています。
片づけられないオトコらしい。

・・・と、ここまで、私が感じる彼に対する否定的な部分を一気に書いてしまったけど。
もちろん、彼には、これの数倍も良い面がある。
それも、わかっている。
でも、大波かぶりの真っ最中は、それどころではないのでした。

一昨日の午前中、次男が出かけた時、彼の部屋のゴミ箱の中をふと見ると、薬を飲んだ後の
プラスチックのケースが、たくさん捨ててあるのです。

「!?」
医者にかかっているなんて聞いてないし、こんなにたくさんの薬、なんだろうと拾い上げました。

なんとなく嫌な予感がして、インターネットで書いてある薬の名前を検索すると、2種類あったのですが
2種類ともが、精神安定剤だったのです。

全身から血の気がひきました。


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2 コメント

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子を捨てる (ゲスト)
2010-03-16 16:54:17
を拝見して

精神安定剤なんてものはそんなにたやすく服用するものではないと認識しますが・・

子育ての最中は思いもかけぬ出来事にも遭遇
しますね
わたしにも息子がいます
息子さんの年頃に声かけした言葉は
重ければいんなものを捨ててもいいよ
親だって捨てればいいよ なんて

重く受け取ってしまいましたがそうではないことをお祈りします。
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ありがとうございます (ワタクシ)
2010-03-16 22:18:46
ご心配いただき、ありがとうございます。
そう、その薬が、重い扉を開いたのです・・・。
事の真相と顛末、その時夫は・・・等は、また次回以降書いていこうと思っております。
幸い、今は、それぞれがひとつの結論を見いだして落ち着いております。
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