アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

5月ママたちのコラージュ 1

2010-05-19 14:53:30 | コラージュ作品
さて、ここからは、今月の子育て支援ルームでの、ママたちのコラージュ作品です。

最初の1枚。
こちらは、初めて、このコラージュ教室に参加してくださったママの、お初の作品です。

題名は「カラフル」
 
この日は、5月らしいまぶしい陽差しの、暑いくらいの日でした。
 
そんな初夏の日らしい、明るい作品ですね。

おっとりした感じのママが、同じくおっとりした感じのボク(赤ちゃん)をあやしながら
作った、なにか、ほのぼのした明るい作品ですよね。

なんか、シアワセを感じるな~~。

どの部分を見ても、ことさらにゴージャスとか、特別って感じじゃないんですよ。

クッキーやロールケーキ(しかも1切れ)、パンケーキ(これはちょっと豪華かな)、
可愛くて、でもふつうに着られるようなファッション・・・。

ちょっと背伸びをするか、あるいはしなくても、手の届くような、慎ましくて、身近にある
幸せばかりです。

でも、これこそが、人生をステキに、幸せにする極意だと思うんですよね。

だから、この作品を見ていると、ほのぼのとシアワセを感じちゃうんですよね、きっと。

自分ケアのコラージュ 2

2010-05-18 15:10:13 | コラージュ作品
さて、2枚目の作品。
これを作ってくれたママは、久しぶりのコラージュでした。

この日は参加者が少ないから、飛び入りOKと聞くや、やる気満々の飛び入り作品であります。

画面全体、彼女の好きなもの、いいなぁーと思うもの、心を癒してくれるものでできています。

小さかった頃の自分と妹のイメージ、かっこいい男の人、我が子に買ってあげたいような可愛い靴下、
お花モチーフのすてきな雑貨や動物。

それから、あんまりキラキラしてない、いぶし銀のような銀食器と、同じくあんまりきゃぴきゃぴしてない
シックな感じのパンプス。

これらがみんな、「いいなぁー」と思うものなのだそうです。

「なんか、統一感がなくて、脈絡がないなぁ。ばらばらにちらかっているみたい。」

って、ご本人は言ってましたが、いろんな方向に、好きなもの、いいなって思えるものがあるって
ステキなことだと思います。

「アタシは、これしか好きじゃないのよ。こういうものしか、いいなって思えないのよ。」
っていうより、ずっと楽しみの幅が広くて、普通の生活の中でも、いろんな楽しみを
発見できる可能性がありますよね。

あれもいい、これも好きっていう楽しい毎日を、大切にしてくださいね。

自分ケアのコラージュ

2010-05-17 17:47:39 | コラージュ作品
だらだらと休養している(怠けている)うちに、ブログもご無沙汰になってしまいました。

さぁ、新しい気分でまた始めようと思います。

この3日間、毎日コラージュ教室がありました。
楽しかったですよ。

では3日分まとめて、ちびちびと大放出。

まずこちらは、コラージュをして自分自身をケアしていきましょう、というクラスに参加してくださった
私の応援団長様の作品であります。

ほぉ・・・

外国の風景。
今まであまり見たことのない世界が、出てきました。

先週まで、お仕事等、大変忙しい状態だったそうです。

また今は、お子さんの部活だの、飼っている犬君の調子があまり良くないだのの状況が重なり、
海外になどとても行かれない、だからなおさら行きたい気持ちになるのかも、とおっしゃってました。

手に入れられそうにないと、一層それが欲しくなるって、わかりますよね。
左側のスーツケースには、そんな思いがパンパンに詰まっている感じです。

家族思いの彼女にしては珍しく、お茶器やお茶、食事やケーキは一人前。
少し、ひとりの時間が欲しいのかもしれませんね。

でも、自転車にはちゃんと子どもを乗せています。
がんばりママさんの姿があります。

そして、左側の地図。
右側の、生活感いっぱいの、通りの風景。

パッケージツアーの添乗員さんに頼るみたいなことなく、(パッケージツアーは嫌いだそうな)
地図を片手に、自分で考え、自分の目で見、自分の足で大地を踏みしめながら歩く、そんな印象。

すごく、彼女らしい強さや健全さを感じました。

「感想は?」
「う~ん、久しぶりに楽しかった~~!」

見方を変えたら楽になった

2010-05-12 16:43:22 | 青年の子育て
この2~3ヶ月、こんなに心の血を流したことはないんじゃないかっていうくらいの苦しみの日々でした。

が、今朝「新型うつ病」という記事を見ました。

今、五月病というのは、ほとんど絶滅したらしい。
それに替わって、通年発症する「新型うつ病」といのが、20代を中心に爆発的に流行して(?)
いるそうです。

「新型」の特徴は、従来型と違って、好きなことをするときは元気いっぱいにできるけど、
嫌いなことをしようとすると、激しい抑うつ状態になるんだそうです。

一日のうちでも、いいこと嫌なことは普通にあるから、アップダウンが激しいという。

「自分、うつ病なんですけど。」
みたいに、自らクリニックに来るのもこのタイプらしい。

何も語らないのでわからないけれど、次男はこれかもしれない・・・、と考えた。

さらに読み進むと、「基本的にうつ病は、休養をとると調子が良くなる」とありました。

とにかくどこへも行かず、毛布にくるまってごろごろして、パソコンいじったりケータイいじったり
している姿を見ては
「少し外の空気や太陽に当たった方がいいのに」
「このままでは、生活のリズムがおかしくなるんではないか。」
等、胸がざわざわしていました。

が「彼なりに休養をとっているのか。」
と見方を変えたら、途端に「これでいいんだ。好きなだけ休めばいい。充分休めば、自然に回復するだろう」
と、全く同じ場面でも心安らかに、肯定的に見られるようになったのよね。

ものすごく楽。

楽になると、余裕が出てきます。

ちゃんと自分で起きて学校に行くし、友人も結構いて楽しそうだし、
「お酒は、投薬治療が終わったらにしよう。」と声をかければ、そのとおりぱったり飲まなくなったし
彼は、充分大丈夫なんじゃないかって、落ち着いて考えられるようになってきました、やっと。

また「新型うつ病を改善させるには、原因となるストレスから遠ざけるのが一番」
とも書いてありました。

彼のストレスの原因は、ズバリ私です。

この2ヶ月、彼を心配するあまり、狭いマンションの中で、かれの一挙手一投足に
じっと耳をすましている私がいました。

とにかく不安で、気持ちもへこんで、外に出られない。

でも、これを読んだら、やはり子どもが気になって
「何かあったら大変だから、家にいて、子どものそばにいなきゃ。」
みたいにいつも思っていたのが、すーっと消えていきました。

いない方が、回復にはかえっていいんだ・・・

できるだけ、遠ざかっていた方が回復の役に立つんだ、ということがわかったら
「病気の子どもを置いて外に出る」という罪悪感が、はずれていきます。

すごく楽になりました。

旅行にでも出ようかな・・・。

老化は幻か

2010-05-10 14:33:15 | 日記
歳をとるのが嫌だと感じるのは、単に歳をとるのが嫌なんじゃなくて、歳をとると頭がぼけたり
体があちこち故障したり、病気になったり・・・という老化現象が嫌なんですよね。

それが証拠に、非常に高齢にもかかわらず、元気いっぱい現役バリバリで、かつ、経験をたくさん積んで、思慮深く気持ちの豊かな人を見ると、無条件に尊敬し、憧れてしまう。

歳を重ねるのも悪くないなーって。

私が
「もう若くないから・・・」
というセリフを吐くとき、それは多分に、言い訳を正当化させたいときです。

何かができない、その理由を、年のせいにして逃げようとするときです、たいてい。

だから、老化が、都合いい時も、正直あるんですよね。

ハワイで、チャネリングの通訳等をしている知人が言ってましたよ。
「老化は、洗脳なのよ。」

毎日一生懸命あくせく働いて、あーそろそろ休みたい、引退したいって、多くの人が思う。
それを具現化するために、歳をとるとさまざまな老化現象がおき、年だからしょうがないねって
穏便に引退できるよう、みんなの脳にそういう刷り込みが先祖代々入ったのだとか・・・。

彼女は、続けます。
「アボリジニにね、ろうそくの教えがあるのよ。ろうそくは、長くても短くても、火を付けると
その炎は変わらない。人も本来同じで、若くても歳をとってても、その機能に
変わりはないってことなのよ。」

ほほう・・・。

さらに、彼女は続けます。
「人の体は70%以上が水でできていて、新しい酸素を取り込んだり老廃物を排泄したりして
ちょうど、たえず流れる川みたいなものよね。川が老化するなんて話、世間で聞いたことないでしょ。
水は老化しないからね。」

ううむ、これはちょっと説得力あるな。