本日は身近な生き物のお話です。
クヌギの樹液を吸うオオムラサキ(大紫)に初めて出会いました。
オオムラサキはタテハチョウ科に属するチョウの一種で、日本の国蝶です。
北海道から九州まで分布する蝶でしたが、環境省のレッドデータでは準絶滅危惧種、我が滋賀県では絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危機が増大している種)に分類されています。
滋賀の鈴鹿山系北部から伊吹山にかけて生息域がまだあるようですが、滋賀南部では極めて珍しい種となってます。減少の原因はゴルフ場の造成や農薬の影響とも考えられているようです。
しかし、最近になって滋賀南東部の甲賀地域で目撃情報が多くなっているみたいですね。2016~2021にかけて甲賀地域の5地点で計11回の目撃例(南ら、やどりが, 271: 37-38(2021))があったそうです。
大きくて綺麗なオオムラサキが飛び回る、再びそんな里山になるといいですね。
因みに管理人が出会った場所はその5地点とは違う場所でした。
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