お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

国蝶【身近な生き物たち216】

2023年07月28日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

クヌギの樹液を吸うオオムラサキ(大紫)に初めて出会いました。

オオムラサキはタテハチョウ科に属するチョウの一種で、日本の国蝶です。

北海道から九州まで分布する蝶でしたが、環境省のレッドデータでは準絶滅危惧種、我が滋賀県では絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危機が増大している種)に分類されています。

滋賀の鈴鹿山系北部から伊吹山にかけて生息域がまだあるようですが、滋賀南部では極めて珍しい種となってます。減少の原因はゴルフ場の造成や農薬の影響とも考えられているようです。

しかし、最近になって滋賀南東部の甲賀地域で目撃情報が多くなっているみたいですね。2016~2021にかけて甲賀地域の5地点で計11回の目撃例(南ら、やどりが, 271: 37-38(2021))があったそうです。

大きくて綺麗なオオムラサキが飛び回る、再びそんな里山になるといいですね。

因みに管理人が出会った場所はその5地点とは違う場所でした。

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ノコギリクワガタ【身近な生き物たち215】

2023年07月27日 02時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

仕事の昼休みは会社の敷地内にある森に分け入り、昆虫採取にハマっている管理人(笑)

樹液の出てるクヌギの木で見つけたノコギリクワガタ(鋸鍬形)のオス

ノコギリクワガタは北海道から屋久島に分布し、平地から山地の広葉樹の森林、都市郊外の林などでも見られるクワガタムシです。

水牛にも例えられる大きくて湾曲した大顎が特徴。

夜行性ですが、薄暗い森の中では昼間でも出会えたりします。

やっぱ、カブトのオスやクワガタは出会うとテンション上がっちゃいますね(爆)

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コクワガタ【身近な生き物たち214】

2023年07月10日 03時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

5月中旬くらいに家の灯りに誘われて飛んできたコクワガタ(小鍬形)

捕まえたものの、昆虫ゼリーが無かったから、その日は砂糖水を脱脂綿に浸み込ませて与えました。

日本全土に広く分布するクワガタムシで、八丈島やトカラ列島にいるコクワガタは亜種とされてます。

特に街燈などに飛来するのは越冬明けの春や初夏が多いということなので、ちょうどそのタイミングで飛んできたようです。

今でもカブトムシやクワガタを見つけるとときめいてしまいます(笑)

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アライグマ【身近な生き物たち213】

2023年06月17日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

家の近くで捕獲されたアライグマ

アライグマらしき動物がいるとは聞いてましたが、本当にいるんだ

1970年代の『アライグマ ラスカル』ブームで、ペットとして盛んに輸入されましたが、特に雄のアライグマは気性が荒く、飼育できなくなった個体が自然に放たれ、今では47都道府県全てで生息が確認されてます。

農作物被害や家屋侵入などの生活被害が問題になっていて、今は特定外来生物として駆除対象になってます。

いつもそうですが、元々動物に罪は無いんですよね。。

管理人の街では講習を受けて、アライグマ捕獲従事者に登録されるとアライグマの捕獲をすることができます。

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気になる 【身近な生き物たち212】

2023年05月02日 00時02分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

毛虫🐛が気になるイソヒヨドリのメス。

食べれるかな??

振り回してみる(笑)

この後、咥えて飛んでいきました どこかで営巣してるのかもしれませんね。

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大雪隠黄金【身近な生き物たち210】

2023年04月18日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

久しぶりにオオセンチコガネを見ました。

前胸背板の中央線がはっきりしてること、そして光沢が強いことからセンチコガネではなくオオセンチコガネだと思います。

オオセンチコガネは地域によって体色の変異が大きく、金属光沢のある赤、紫、緑、青色のものがいます。

管理人の住む滋賀湖東から鈴鹿山脈にかけてはご覧のようなグリーンメタリックのオオセンチコガネが多いようですね。

食性は動物の糞や死骸で、自然界における物質循環にも大きな役割を担ってます。

センチコガネは漢字で書くと「雪隠黄金」・・・便所コガネムシとは汚らしい名前ですが、この美しさは宝石のようです。

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陽だまり【身近な生き物たち209】

2023年03月15日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

野生のおサルさんが暖かい陽だまりの中で毛づくろい

はい、交代ね

おっ? 誰かがカメラを向けてる

まぁいいか!あ~気持ちイイ

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目撃頻度が増えてます【身近な生き物たち208】

2022年12月05日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

ある日の仕事帰り・・・

家の近くの農道で、ヘッドライトに浮かび上がった物体・・・

ゴミの入ったレジ袋でも落ちてるのかと思ったら、道の真ん中でキツネがこっち向いて座ってました🦊

慌てて助手席のカバンからカメラを取り出し、設定を合わせる暇もなくパチリ

走って逃げるわけでなく、悠々と歩いて去っていきました。

タヌキはしょっちゅう見かける動物ですが、1年ほど前から人里でキツネを見かける頻度が多くなりました。

生息環境に何か変化があったのか気になります

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アシブトムカシハナバチ【身近な生き物たち207】

2022年11月28日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

1か月ほど前に撮影したヨメナの花に飛来したハチ。

腹のライン模様、胸部背面が黄色い毛で覆われてること、翅の色などからアシブトムカシハナバチではないかと思ってます。

アシブトムカシハナバチはハチ目ムカシハナバチ科の昆虫で、春から活発に活動するミツバチとは違い、9-10月の秋になると出現します。

ググっても、詳しい生態は分かりませんでした

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髭白鋏虫【身近な生き物たち206】

2022年11月16日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

畑仕事で土を耕していたら、ハサミムシが出てきました。

ハサミムシ(鋏虫)はハサミムシ目の昆虫の総称。

写真のハサミムシは本州、四国、九州、南西諸島に生息するヒゲジロハサミムシ(髭白鋏虫)と思われます。

肉食性食が強く、地面を徘徊して白アリやダンゴムシ、蝶・蛾の幼虫を捕食します。

英語ではearwigと呼ばれ、ヨーロッパでは人が寝ている時に耳に潜り込み喰い入るという伝説があったそうです

子供の頃はしょっちゅう見かけたハサミムシですが、最近は見る機会も減りました。

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ハート型 【身近な生き物たち205】

2022年10月03日 05時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

アキアカネの交尾

木の枝に止まっているのがオス、仰向けで雄の尾(腹部)の先端の鈎で首元を掴まれてるのがメスです。

オスの腹の付け根に副生殖器があり、メスは生殖口のある尾(腹部)の先端をオスの副性器にくっつけることによって交尾が成立します。

交尾後もオスはメスの頭を掴み続け、2匹が連なったまま、水面に卵を産み付けてるシーンをよく見ますね。

このアクロバティックな交尾はその形からハート型交尾とも呼ばます

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蛍蛾 【身近な生き物たち204】

2022年09月27日 13時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

スシローの窓の外の網戸にとまっていた蛾。

頭が赤く翅が黒いことからホタルガ(蛍蛾)という名前が付いています。

ホタルガはチョウ目マダラガ科ホタルガ亜科に分類される蛾の一種。

成虫の出現は6-7月と9月頃で、平地から山地にかけて生息しています。昼間に飛ぶ蛾で、最近は住宅街でもよく見られるそうですね。

このカラーリングはホタルへの擬態とも考えられるそうです。ホタルの仲間には悪臭を持つものがあり、擬態の対象となる例があるとされてます。

しかし、この蛾が属するマダラガ類にも悪臭を持つものがあり、やはり時に擬態の対象とされます。

これは擬態の対象種同士が似るという、ミュラー型擬態の例とも言われてます。自然って不思議だ!

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薄皮蝸牛 【身近な生き物たち203】

2022年08月30日 04時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

日本にはおよそ700~800種のカタツムリが生息しています。

同定は難しいものがありますが、写真は北海道南部から九州まで日本全国に広く分布するウスカワマイマイ(薄皮蝸牛)ではないかと思ってます。

林間よりも人家近くの明るい環境を好むカタツムリ。

外套膜(殻の内側)に不規則な黒斑が現れる場合があり、殻を透かしてこれらの黒斑が見えます。触角と眼は灰色をしているのもこのカタツムリの特徴ですね。

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大透翅 【身近な生き物たち202】

2022年08月26日 12時00分00秒 | 身近な生き物たち3

本日は身近な生き物のお話です。

写真の中央、緑色の身体でホバリングする虫はオオスカシバ(大透翅)。

オオスカシバはチョウ目スカシバガ科の昆虫で夏になるとホバリングしながら花の蜜を吸う姿を見かけます。

羽ばたき回数は1秒間に70回と速く、翅が付いてないようにも見えちゃいますね(笑)

羽音を立てながら花にやって来て、胴の模様から大きなハチのようにも見え、ベイツ型擬態(捕食者による攻撃を免れるために、有害な種に自らを似せる)の例としても有名ですね。

幼虫はクチナシの葉を食べるので、たくさんの幼虫が付いてしまうと丸坊主になってしまうほどなので注意が必要です。

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