臨済宗妙心寺派普門山 正法寺(滋賀県蒲生郡日野町)
5月1日の昼過ぎ、所用の帰りに滋賀県日野町にある正法寺を訪れました。
臨済宗妙心寺派普門山 正法寺は1691年に創建された古刹で、日野観音霊場第13番札所になってます。
今から300年以上も昔に普存禅師という禅僧が、近くにあった古ぼけたお堂の中の観音菩薩をこの地に移して寺を再興したのが始まりです。
本尊の十一面観世音菩薩は33年に一度の開帳がある秘仏で、昔から安産の守護仏として深く信仰されています。
地元では藤の寺として有名で、毎年5月上旬から中旬にかけて、境内の藤棚には長いものでは1m以上にも達する花房が垂れさがり、多くの人が訪れます。
お寺再興の300年前に植えられた藤が今も綺麗に花を咲かせてるなんて凄いことですね。
藤棚とお堂が一緒に入るこの景色が好き
普段はほとんど人影がないお寺ですが、この時期は藤見物のためにそこそこ参詣者がいました。
おそらく今年は花を咲かせ始めるのが早かったんじゃないかな。既に散っている房もありました。
閻魔堂の閻魔王像はおよそ330年前の元禄4年(1691年)の正法寺創建と同時に祀られた貴重な像です。
普段は拝観無料ですが、藤の時期に限り、保存協力金として¥200が必要です。
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