お気楽忍者のブログ 弐の巻

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中山道醒井宿 古い街並みとハリヨ

2022年06月27日 18時30分00秒 | 行楽・旅行記3

中山道六十九次、61番目の宿場町 滋賀県米原市の醒井(さめがい)宿を歩きます

天保14年(1843年)の中山道宿村大概帳によれば醒井宿の家数は138軒で、そのうち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠は11軒だったそうです。

南東の霊仙山から湧く水は地蔵川に流れ込み、冷たい水に生息するトゲウオの仲間のハリヨの生息保護区にも指定されてます。

三重県、岐阜県、滋賀県に生息していたハリヨも、1950年に三重県では絶滅・・・。

今は滋賀北東部から岐阜南西部にかけてのみ生息していますが、県内全域で許可の無い捕獲は法律で禁止されてます。

もう営業は終わってましたが、呉服屋さんが営むコーヒーショップ。

名水で入れた珈琲はさぞかし美味しいでしょうね

その店先の水槽にハリヨが展示されてました。

雄は体色が青っぽくなり、喉から腹にかけて赤い婚姻色が出てきます。

多々美家さんは江戸時代から旅籠として続いてきた貴重な建物で、今は鱒を使った料理や懐石コースが頂けるそうです。

この地で100年以上続く醤油屋喜代治商店さん。

醒井の名水で仕込んだ醤油やお味噌を製造・販売してて、ブランド名はヤマキ醤油です。

醤油ソフトクリーム旨そうだなぁ

問屋場だった建物は醒井宿資料館として利用されてます。

問屋場は宿場町で通行する大名や役人に人足や馬の提供、荷物の積替えの引継ぎ事務を行なっていたところを言い、建物が完全な形で残っているのは全国でも珍しいそうですね。

旅籠だった古民家をリノベーションして宿泊できるゲストハウスにした居醒庵さん。

梅雨に入ったのに本格的な雨が降ったのは1日半ほどで、暑い日が続いてます。

この日も暑い1日だったけど、冷たい湧き水が流れるこの景観でひと時の涼を楽しめました。

さらに東に歩を進めます。この先には日本武尊にまつわるスポットがあるようです。

過去記事<中山道醒井宿  梅花藻の花

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