真言宗 智山派五宝山 大仏寺 三重県伊賀市富永
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三重県伊賀市にある真言宗智山派五宝山大仏寺。
写真は岩屋不動と呼ばれる不動明王。
元々は後の岩肌に不動明王が彫られていたそうですが、崩落し、現在はその前に立像を安置していました。
この寺は建長2年(1202年)に源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として開創し、僧 重源による開山でした。
重源は鎌倉時代に東大寺の大仏と大仏殿の復興事業を指揮した僧で、このお寺は東大寺の伊賀別所となりました。
ご本尊は東大寺と同じ廬舎那仏で、¥300を払うとその大仏を見ることができました(写真撮影は禁止)。
木造の廬舎那仏で、その頭部は快慶の作なんだそうです。
因みに「開創」とは寺院が創設されること、寺院を創立した僧侶のことを「開山」や「開基」と言います。
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