2月4日
滋賀県湖南市にある三雲(みくも)城址
三雲城は長享元年(1487年)、足利義尚率いる幕府軍の攻撃を受けた観音寺城主 六角高頼が三雲典膳実乃に命じて築かせた山城です。
三雲氏は元々、関東の御家人で、武蔵七党の児玉氏を名乗っていましたが、南北朝時代に甲賀に進出して、近江南部を支配していた守護大名の六角氏に仕え、三雲氏を称するようになりました。
大手道を登っていきます
南北朝時代から時は流れて永禄11年(1568年)、織田信長の上洛軍との戦いに敗れた六角義賢・義治父子は居城の観音寺城(現 安土町)から、この三雲城に逃れ、甲賀を拠点としてゲリラ戦を展開しますが、元亀元年(1570年)に信長家臣の佐久間信盛による攻撃で、三雲城は落城しました。
これは近代の治山事業によって造られた石垣で、城の遺構ではないようですね。。
城郭跡5(兵站地)は、兵器や食料などの物資の補給地だったそうです。
三雲城址は滋賀県指定の史跡で、よく整備されてますね。
城の入り口にあたる枡形虎口に着きました。
はぁ~、しんど
城郭跡1(主郭)は三雲城のメインの砦があった場所ですね。
それより先には登りませんでしたが、少し上の城郭跡2では、2019年に放映されたNHKの朝ドラ「スカーレット」のロケが行われ、そこから眺める夕陽に、主演の戸田恵梨香さんも感動されたそうです。
つづく
過去記事<絶対落ちない岩>
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