オリンピックおじさんの行方

　いつもオリンピックとなると観客席に突如現れる通称「オリンピックおじさん」。
　「おじさん」と言っても、もう８２歳になる「おじいさん」。

　ただの呑気者のおじいさんと思いきや、現役の会社会長。
　「浪速商事株式会社」というかたぁ～いロープの販売会社。他にもいろいろと事業を展開しているその筋では有名な会社の会長。

　今回も意気揚々と北京に乗り込んだのだが、「中国」のマナー・空気の悪さに辟易して退却してきたらしい。
　やはりその歳のお方だし・・・ちょっと中国とは友好関係結べなかったのか？と考えてしまった。

　今回で「引退」するとのこと。
　また違った分野でお元気に活躍することを楽しみにしたいと思います。

中国の英雄の失墜

　観客にいた中国人民の呆然とした姿。

　昨日の北京オリンピック　陸上競技での１コマである。

　日本人にとっては、それほど衝撃を与えるものではなかっただろう。
しかし、中国人民１３億人の失望は想像を絶するものがあった。

　北島康介が入場したにも関わらず、スタート前に会場から出て行ったようなものか？（ちょっと違うか？）

　中国人民はここからが怖い。
　英雄を待ち望んで、高い入場料を払って若しくはダフ屋でぼったくられたかもしれない代償を払って応援にかけつけたのに・・・。

　格差社会でもある中国。
英雄は昨年１０億円とも言われる年収を得て、スポーツ界の長者番付でもトップクラス。
　それが災いと化す。

　とんでもないバッシングの嵐だそうだ。
１位を取れば「英雄」ともてはやし、今回のような「棄権」となれば「敵前逃亡」と非国民扱いだ。

　でも中国人民の「夢想」（日本語では「夢」）だったはずだ。
「One world One dream」のスローガンじゃないが、「(Number)One (in the)world (is) One dream」だったのか？

ある意味「キューバ危機」？

　１９６２年に起こった「キューバ危機」ではない。

　本当にキューバが「危機状態」にあるというのだ。

　財政難から対外債務の支払いに必要な外貨が不足しているとのこと。

　暫くはキューバ貿易は中断しそうだ。

　やはりカストロ議長（フィデル・カストロ）の引退が、国内外にもたらした影響が少なからずあるんだろうな。

とうとう始まる物理的なＣＯ２排出削減

　ＣＯ２排出削減に関して、よくわからないことが多い。
特に「排出権取引」などは、ほんとかいな？と首を傾げてしまう。

　とうとう始まるＣＯ２の「地下貯留」。
石炭火力発電所から出るＣＯ2を福島県沖の天然ガス田跡に封じ込める計画。
まだまだ実験を開始するだけだが、「物理的」削減のようなものだけに期待される。
これによって二次的効果も期待され、本当に実用化されることを望む。