「バリカン」
山形の2枚の刃を左右に往復させて毛髪を切る理容器具である。古くは手動式のものが一般的で、その後に小型・軽量化されるなどの改良が加えられ、電動式バリカンも開発された。
バリカンは英語ではHair clipper(ヘアークリッパー)で、フランス語ではTondeuse(トンズーズ)である。バリカン本体の普及とともにその名称も広まったが、その語源は長らく不明だった。しかし、金田一京助が三省堂書店で『日本外来語辞典』作成時の調査で、東京帝国大学(東京大学)正門前の理髪店「喜多床」の二代目店主舩越景輝が刃の刻印からフランスのバリカン・エ・マール製作所(仏語:Bariquand et Marre、バリカンとマール。創業者ジュール・バリカンと後から加わったシャルル・マールによる共同経営)の名を発見、社名が名称として広まったものと確認した[5][6]。なお、「バリカン」は本来は理容器具を指していたが、芝生を刈るための「芝生バリカン(グラスバリカン)」のように刈取用の器具一般を指す語としても用いられるようになっている。*Wikipedia より
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