ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

追憶11.  羽がはえたよう(バイリンガル) 「1・12 訳」

2012-01-12 12:09:31 | 日記
 「羽が生えたように」
            

ある日 突然
左膝が刺すように痛くて
階段の上り下りも
自転車にのるのも難しくなった

40数年間通った道がおっくうになり
市場に行くことさえ負担だったのに
なんと、夢のように現れた
電動自転車が、ワイン色の自転車が

息子に娘たち、嫁と婿が
真心込めて贈ってくれた電動自転車
スイッチを押し 恐る恐るペダルを踏むと
羽が生えたように 足が軽くなった

風を切り 走る 走る
坂道もへっちゃら ビュンビュン走る
子供たちの想いのこもった新しい自転車

幼子を自転車の前後に乗せて
雨の日も 風の日も
走り続けた日々が昨日のようなのに

新しい人生を歩んで行こうと
自転車に身を任せる 喜びを乗せて

ビュンビュン 走れ わたしの自転車
寒風が立ちはだかっても 止まらず走れ
子供たちがつけてくれた羽をいっぱい広げ
みんなが願う 彼方向こうの地平線まで!

 2008年11月 還暦の日に(作)
 2012年1月12日(訳)


 「날개가 돋친듯」
              

어느날 갑자기 
왼쪽무릎이 쑤시듯 아파서
계단 오르내리기도 
자전거 몰기도 힘들어졌네

40여년 다니던 길이 두려워지고 
장보는것마저 부담이 되였건만 
글쎄,꿈과 같이 날아왔네
전동자전거가,포도색 자전거가

아들이며 딸들,며느리며 사위가
정성으로 마련해준 전동자전거
스위치를 눌러 조심조심 몰고가니
날개가 돋친듯 다리가 가벼워졌네

바람을 헤치며 잘도 달린다
비탈길도 문제없어 씽씽 달린다
아이들의 지성어린 새 자전거

어린것들 자전거 앞뒤에 태워
비오는 날에도 바람부는 날에도
달리고 달린 나날 어제같은데

오늘은야 새 인생길 걸어갈 마음으로
자전거에 몸을 맡기네 기쁨을 실어서

씽씽 달려라 나의 자전거
칼바람이 불어도 계속 달려라
자식들이 달아준 날개를 활짝 펼쳐
우리모두 바라는 저어기 지평선까지!

  2008년11월 환갑을 맞이한 날에
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