ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月10日、170回目の「火曜日行動」です。

2015-11-10 15:47:15 | 火曜日
11月10日、170回目の「火曜日行動」です。


11月10日、170回目の「火曜日行動」です。



今日も70階段を上って府庁前に向かいました。







今日のレポーターは平田さんです。よろしくお願いいたします。





長崎さんは韓国の支援者たちを関空まで迎えに行ってらっしゃるそうで大村さんのパワーあふれるアピールから始まりました。


「朝鮮高校の無償化と朝鮮学校への補助金再開を求めて、火曜行動を始めてから170回目になります。

今日は、大阪の福島朝鮮初級学校6年生の生徒さん達が、私達の学校を差別しないでください、同じように支えてくださいと訴えに来てくれて、チラシを配ってくれています。しっかりと見てください。

今日は、韓国からも応援に来られています。韓国では、映画「ウリハッキョ」や「60万回のトライ」の上映運動が広がり、日本の中で差別され困難な状況に置かれている同胞や子ども達を守りたいと、2014年6月に「ウリハッキョと子ども達を守る市民の会」が発足しました。その方たち6人が今、こちらに来られています。アピールをお願いします。」(レポート平田)





「市民の会」代表・ソンミヒさん

「韓国から来ました。「市民の会」のソンミヒです。6人で来ました。お会い出来てうれしいです。

朝鮮半島を植民地支配した謝罪を行っていないうえ、子ども達に、差別的な言動を行っているのです。

日本では、外国人学校を含めて、高校無償化が行われていますが、唯一朝鮮学校だけが排除されているのは、明らかな差別です。

子ども達は、何処にいても、平等に教育を受ける権利があります。日本で暮らす在日の人達が、この様な差別的状態に置かれていることを、初めて知りました。そして、遅まきながら、この「会」を立ち上げました。

日本におられる学生、子ども達、アボジ、オモニ達、良心的日本の人達と、韓国で運動する私達と、共に力を合わせ必ず勝ちましょう。」
(レポート平田)


























長崎さんのアピール


「福島の子ども達が、バザーをした収益で、元気がでるようにと、私たちにドリンク剤を持ってきてくれました。そして、自分たちの考えや、思い、訴えたいことや希望をノートに書いてきてくれています。それをアピールしてくれます。」(レポート平田)




生徒
私の学校は67周年を迎える古い建物です。学校の窓が割られて、警察が調べにきました。なぜ?朝鮮学校のいいところを知ってもらいたいです。補助金支給、無償化が実現し、平和な世になってほしいです。


生徒
一世の人達が建ててくれたた学校を大切に思っています。共に闘って守っていきたいです。





生徒
学校では、毎日がとても楽しいです。私は学校を守っていきたいです。


生徒
朝鮮学校のことを考えたことがありますか?学校に石が投げられました。2度もありました。みんなで守っていきたいです。





生徒
火曜行動や裁判を見てきました。“なぜ?”って思っています。自分たちは、日本語も日本の地理も習ってよく知っています。皆さんも朝鮮のことを学び知ってもらいたいです。


生徒
日本の方を、悪く思っていません。私達のことをもっと知ってほしいです。無償化、補助金が実現されることを願っています。






生徒
日本の学校と同じようにしてほしいです。応援してくださっている方々のためにも、勉強を頑張ります。

生徒
私は、なぜ補助金がでないのか、無償化されないのか、不思議に思うことがあります。差別をしているのでしょうか?差別しているのなら、止めてください。




長崎さん
「差別のことを、話そうとすると胸がいっぱいになったと思いますが、学校が“大好きだ”と、みんなが言ってくれました。」

歌舞団の舞姫、南大阪のマドンナさんも来てくれました。久々に南大阪の李さんの姿も見えます。本当に嬉しいです。


















「モンダンヨンピル」から来られたソンさん。







大村さんのアピール

「城北ハッキョで公開授業と秋祭りがありました。

沢山の人が訪れた中に、日本の大学生のグループがいて、2時間の公開授業を見ていました。


子供達がイキイキ学習している姿や、先生と生徒の姿に感動した。保護者の皆さんが支えようとしていることにも感動したと言っていました。」(レポート平田)




韓国から来られた方のアピール(男性)

「私は釜山から来ました。

昨年、福岡の学校へ来て、補助がないということを初めて知りました。

朝鮮学校への差別はアパルトヘイト、人種差別です。日本人だということで、差別されたら、どう思いますか?

特に子供達の問題、教育の問題は非人間的問題だと思います。

子供達が、差別されることなく、友達で居られる社会を作ることをお願いします。」(レポート平田)



クッスンさんが飴をみんなに配ってくださいます。











韓国の女性の方のアピール


「韓国から来た、イウニョンです。初級部の教師をしています。

去年、大阪の朝鮮学校を訪ねました。小、中、高とも明るく学んでいる姿を見ることが出来ました。先生と保護者のおかげです。

教育に対する平等はすごく当たり前のことだと思っています。私は、差別撤廃を訴えます。子供達には、頑張れと言います。」





長崎さんの最後のお話

「韓国からアピールをしてくれ、福島ハッキョから子供達が来てくれました。11月12日(木)に、北区民センターに沢山の人に来てもらって、力を合わせて要求を実現したいと思います。」(レポート平田)




福島の子どもたちが持ってきてくれた栄養ドリンクです。


みんなで合唱した後、いつもの駐輪場に集まりお話を続けました。




福島初の子どもたちがバザーで得たお金で買った栄養ドリンクをみんなに配り残ったお金を無償化連絡会にカンパしました。コマッスムニダ。







「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の皆さんにもう一度大きな拍手が送られました。





ソンミヒ代表が「火曜行動」の皆さんへの想いと共に闘おうというメッセージを込めて横断幕を無償化連絡会に手渡しました。大きな大きな拍手が送られました。




長崎さんと大村さんがしっかり受け取られました。



方清子さんの姿も見えました。方さんは今年度の多田謡子反権力人権賞を受賞されました。おめでとうございます。

昨年は京都朝鮮学校襲撃事件と闘った「こるむ」が受賞されたそうです。来年はぜひ無償化連絡会に・・・^^
















大阪城公園内はもうすっかり冬支度を済ませていました。来週も頑張ります。




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