ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月16日、183回目の「火曜日行動」です。

2016-02-16 17:46:26 | 火曜日
2月16日、183回目の「火曜日行動」です。






2月16日、本当に寒い日ですが、183回目の「火曜日行動」元気に行われました。この絵は、今日のレポーターである横道さんのご主人が送ってくださったものです。

おとといの「全国集会」に参加され朝高生3人のアピールにすごく感激され、その気持ちをこめて「火曜帽子」を一生懸命スケッチしてくださったそうです。本当にありがとうございます。無償化連絡会のバッジの宣伝までして下さって・・・



先週、182回目の「火曜行動」に参加された日の横道さんです。コマッスムニダ!





12時ジャストに「火曜行動」始まりましたが、あまりにも風が冷たく強いので「火曜帽子」が何回も吹っ飛び、ある方は手に持っていたゼッケンまで飛ばされてしまいました。





今日のレポーターは横道さんです。よろしくお願いいたします。




ー長崎さんのアピールからー

「先週木曜日11日に、「朝鮮学校高校無償化 全国一斉行動」全国集会が大阪で行われました。
子どもたちの笑顔と希望を一日も早く取り戻そうと、大阪、福岡、広島、愛知、東京から大勢の参加者で会場はいっぱいになりました。


開会の挨拶で韓哲秀さんは在日朝鮮人は「何で日本語が上手なの?」とか「いつ日本に来たの?」とか歴史を知らない日本人に囲まれ、常に説明しながら生きなければならない。せめて少年期は安心して自尊心を育む朝鮮学校で学ばせたい。
そして「不信に満ちただけの社会ではなく、この世界は信じるにたるものだ」と教えたいと話されました。


韓国から「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の集い」代表の孫美姫さんも駆けつけてくださり「かたく握りあった手をはなさなければ、私たちは必ず勝つ!」と訴えられました。私たちはこの力強い言葉を何度も噛み締めています。


京都・神戸・大阪朝高の生徒さんのアピールからは、人間として、在日朝鮮人として誇りを持って生きることの大切さが伝わってきました。


今日は春の嵐の冷たい風が吹いていますが、私たちは11日の集会で暖かい心と勇気をもらって、ここに立っています。
子どもたちが希望を持って安心して学べるよう、速やかに「高校無償化」の適用と大阪府・市の補助金復活を行ってください。」(レポート横道)



私も一度素手で横断幕を持ったことがありますが、風に吹き飛ばされまいと力のかぎり引っ張っていると手が痛くて痛くて千切れそうになります。カンさん、ソンさんお疲れ様でした。



今日も元気いっぱい長崎さん、風で逃げていくゼッケンを必死に抑えてくださいました。




「斉藤さ~ん」、今日はすんなり振り向いてくださいましたよ。




井上さんの笑顔をご覧ください。いやな顔など一度も見たことがありません、毎週毎週遠くからお疲れ様です。



朝高の金先生、写真撮影はプロ級ですが、私がデジカメを向けると、いつも顔を隠します。笑




「火曜バンド」初めはお二人でした。手がかじかんでいますね。お疲れ様です。



お!これは珍しい!館山さんご夫妻が並んでの二人写真はとくに珍しいです。





大村さんとチョグッスンさん、姉妹のように仲良しです。




おや?見かけないお顔ですね。どなたかなぁ?



「関西ネットワーク」の岸本さん!連続してのご参加です。






教え子の高さんと並んでいます。やっとわかりました。静岡から来てくれたソンイルさんです。歌劇団の勧誘を振り切って朝青の専従になったそうな。歌が聞きたかったなぁ~大学時代の同期生だそうです。本当によく来てくれました。後でアピールお願いしますよ。




文さんも寒い中お疲れ様、もうすっかりベテランですね。中級部時代、本当に可愛かったんですよ。(失礼かな?)




お!瓢箪山から来てくれましたね。今日は祝日でお休みだからオンマについて来てくれたようです。オンマはあなたが生まれる前まで優秀な国語の先生だったのですよ。お子さんが大きくなるのは本当に早いですね。鄭さん!



宝塚から毎週毎週ありがとうございます。20日はまた、「朝鮮学校の子どもたちを守ろう2・20宝塚陸橋みんなですわりこみ」を13時から19時まで6時間も続けられるのですね。涙がこぼれます。もう5回目ですね。



平田さんも一度も抜けることなく毎週ここに立ち、ウリハッキョの子どもたちのためにチラシを配り、声を上げ、発言者の聞き取りもしてくださっていますね。コマッスムニダ!




リヤンオモニム!こんな寒い日はコタツの中ですごしてくだされば良いのに・・・こんな事といえば叱られますね。オモニムを見習って私も歩けなくなる日まで、いいえ、歩けなければ杖を突いてでもここに立ちますよ。



いつも若々しい横道さん、いつも前向きに私たちを引っ張ってくださいます。




「火曜バンド」の森本さん、またまた朝日歌壇に入選です。到着してすぐに感想を聞かれました。

「森本さんは再び短歌で入賞されたとのこと。

「火曜行動や朝鮮学校訪問という素晴らしい出会いで、詩的インスピレーションをいただくので、どんどん良い歌が出来る」と仰ってました。」(レポート横道)




「火曜バンド」に合流です。




見慣れない青年がいました。お尋ねすると茨城県から日本中を回りながら平和を訴えてきたとおっしゃいました。インターネットで「火曜行動」の様子をごらんになり来てくださったそうです。本当にありがとうございます。



アピールをするソンさんに代わって、自主的に来てくれた朝高生二人が横断幕をもってくれています。



もうおなじみのソンさんですね。

「東京朝高3年の姪っ子が、修学旅行の祖国訪問を題材にした詩で、賞をもらいました。

自分の祖国に対し、ルーツに対し誇りを持っています。

私たちが民族教育を受けさせるのは、子どもたちが自分のルーツに誇りを持ってほしいからです。

姪っ子は「高校無償化」から除外されたまま卒業していきますが、彼女は自ら原告の一人として裁判をたたかっています。」(レポート横道)





南大阪の金さん、いつもは夜勤明けに家に帰らずこちらに来てくださるのですが、今日はお休みを返上して来てくださいました。

1時間チラシを配りながら一人ひとりに「このビラを呼んでください。朝鮮学校の子どもだけをいじめないでください」といい続けていらっしゃいます。

私は4年近い日々、皆さんの写真を撮り続けながら、ここにこられる方々の熱い思いに打たれ何回涙したか知れません。




「火曜バンド」が四人になりました。心強いです。




岡本さんは毎週さり気なく立ち、チラシを配ってくださっています。

アピールが続きます。



「無償化差別をたたかってきた先輩から受け継いだたたかいを、実現出来なかったのが本当に悔しい。でも共にたたかう同胞や日本人がいるから、これからも続けていけると思う。

大学に行っても参加出来るよう頑張ります。」(レポート横道)




「朝高では自分の民族「ウリ」は私だということを胸を張って言えることを強く学びました。

「ウリ、私達」の中に私がいることを認識したことです。

私達のためにたたかって下さる同胞や日本の人に感謝し、自分自身が積極的に参加していきたいと、強く思った一年でした。」(レポート横道)




ー入江赳史さんのアピールですー


「日本を一周しながら、原発と米軍基地を見、運動にも参加されている、入江さんという青年が、フェイスブックで火曜行動を知って来られました。

出身地茨城県で南米からの出稼ぎ労働者を支援したことがきっ掛けで、運動に参加されるようになったとのことです。

福島・沖縄・朝鮮。国や地域や民族で差別するのは間違っている。

まして、保護者が同じように税金を納めているのに、朝鮮学校だけ差をつけるのは論外。

「しょうがない」と見過ごすことは、明日はあなたが傷つけられることになる。

人の権利を侵害したら、あなたの権利も必ず侵害される。

と本質をついたメッセージでした。」(レポート横道)





奈良からソさんも来てくださいました。



二人並んで笑顔が良いですね。



まずは高さんからのアピールです。


「高校無償化」から除外され、後輩たちが苦しい状況に置かれています。

東京では大学の仲間と金曜行動で頑張ってきました。

今は大阪に帰ったので、これからは皆と一緒にがんばりたい。

今日は大学の仲間が静岡から駆けつけてくれました。」(レポート横道)





続いて静岡から来てくださった宋さんのアピールです。

「大学までは静岡の民族学校に行っていました。

朝鮮学校は全国にたくさんあります。なぜこのように日本各地にあるのか。

それは日本の植民地支配の結果です。

日本がしたことなのだから、在日コリアンが住んでいる限り、日本政府も大阪府や市も、その子どもたちの教育権を守らなくてはいけない。

政府は「高校無償化」を保障し、府や市は補助金を出すべきです。

静岡でも「静岡朝鮮学校友の会」が発足して、運動の輪が広がっています。」(レポート横道)






あまりにもの強風のため帽子は飛ばされ、手はかじかみ、それでもレポートを続けてくださっている「春母(ハルモニ)会」の横道さん、頭が下がります。





長崎さんとの会話も弾みます。長崎さんも静岡で暮らしていらしたから・・・





今日はくっすんさんに変わって大村さんがキャンディの配達に回ってくださっています。





府庁内の中庭から紅梅が顔をのぞかせてくれています。





ー再び長崎さんのアピールからー

「日本は植民地政策として日本語を強要し、朝鮮民族の言葉を奪いました。その歴史は忘れてはならない。忘れると、また歴史を繰り返えしてしまう。

自虐ではなく、しっかりと歴史に向き合って、前に進むことです。差別と排外主義を無くしていくことです。

知らないこと、知る努力を放棄すること、無視することは、悪意はなくてもヘイトスピーチと同じではないでしょうか。

朝鮮学校はハードルが高いと思われがちですが、地域に中で門戸を開き信頼関係を作っています。ぜひ近くの朝鮮学校を訪ねて、生き生きと学ぶ子どもたちのありのままの学校生活を見てください。」(レポート横道)




長崎さんの〆のあといつものように「この坂を上れば」合唱しました。

終了後いつもの駐輪所でまとめをしました。





森本さんの新投稿です。

「日本にある朝鮮学校を知らぬまま平気で来たる日本の戦後 ちゅうき」




入江さんが横断幕を見せてくれました。これからもがんばってね。私たちも応援しています。



















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