ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

デービッド・ケイ特別報告者

2019-07-06 19:53:44 | 徒然の記
 6月28日と、29日の、共同通信社の記事について、ご報告します。千葉日報に掲載されたものですが、共同通信社の全国配信ですから、国民の多くが読んでいるはずです。

 「報道の自由、日本に懸念」「国連報告者、沖縄でも圧力」(6/28) ・・・ 見出しに目を奪われ、やっと国連も、沖縄の異常なマスコミ報道に目を向けたかと思いつつ、中身を読んで唖然としました。内容は予想と違い、逆のことが書かれていました。現在の日本では、少し常識のある人間なら、沖縄の新聞が、どれだけ捏造と偏向記事を書き、異議を言う住民に不当な圧力をかけているか、知らない者はいません。

 朝日新聞に負けない、反日を拡散する共同通信社の記事を、笑わずに読みましょう。
「言論と表現の自由に関する国連の、デービッド・ケイ特別報告者は、26日、」「国連人権理事会に、日本に関する新たな報告書を、正式に提出した。」「日本では政府が、批判的なジャーナリストに圧力をかけるなど、」「報道の自由に懸念が広がると、警告。」

 韓国政府そっくりの、大嘘の強弁なので、怒る気にもならず、ケイ氏のバカぶりに呆れるしかありません。
「沖縄の米軍基地の、県内移設などに対する抗議活動でも、」「当局の圧力が続いていると、批判している。」「ケイ氏は冒頭演説で、世界的に記者への嫌がらせや、」「脅迫などが相次ぎ、メディアへの規制が、強まっていると述べ、」「表現や報道の自由が、危機的な状況だと強調した。」

 トランプ大統領や中国の習近平氏や、プーチン大統領などは、確かに露骨な報道干渉をしています。もし安倍総理が、少しでも似たようなことがやれるのなら、国内の反日記事が、多少はまともになったはずと、これが私の実感ですから、ケイ氏の意見は、どう読んでも的外れです。これ以上転記するのは、時間の無駄なので、ケイ氏について、ネットで調べてみました。

 「デイヴィッド・ケイ氏は、アメリカ合衆国の法学者、カリフォルニア大学アーバイン校教授。」

 昔は大学教授と聞けば、誰であれ敬意を払って意見を聞きましたが、今の私は、ロクでもない教授の著作を沢山読んでいますから、警戒心が先に立ちます。ネットで調べると、やはり氏は、胡散臭い人物でした。

 「ケイ氏は、平成23年の民主党政権時に、菅内閣が出した招待状によって、」「その5年後の平成28年、安倍内閣の時に、」「国連特別報告者として、国連から派遣された。」「日本に滞在し、日本における報道の自由について、懸念を表明した。」

 やはりこう言う人物でした。なぜケイ氏は、菅内閣の時に来日せず、5年後の安倍内閣になって訪ねてきたのか、説明がないので分かりませんが、氏はこの時も国連に対し、同じ内容で、報告書を提出しています。共同通信社の記事も、過去の経緯を説明していませんから、てっきり今回が、初めての報告書とばかり思っていました。最初であれ、2回目であれ、民主党に招待され来日したようなケイ氏に、私は何の権威も感じませんし、敬意も抱きません。氏がどんな報告書を書こうと、驚きもしません。

 私が驚いたのは、むしろ平成30年10月4日です。忘れもしません。偶然チャンネル桜の動画、「国連の本当の姿」を見た時でした。動画は、国連人種差別撤廃委員会中の、「対日差別検討委員会」という会議でした。日本を厳しく糾弾する各国の委員たちが、一人ずつ意見を述べていました。

 どうしてこれほどまで、根拠のない非難を全員がするのかと、衝撃を受けました。私が衝撃を受けたのは、委員たちの放言だけでなく、彼らが喋る資料を提供している、団体の名前を知った時でした。なんと、日本人たちが、それを作成していたのです。どうせ今回も、似たような組織が協力しているはずですから、参考情報として、去年のブログから転記します。

   1. 日弁連    ( 会長 菊地裕太郎 )
   2. 人種差別撤廃NGOネットワーク ( 共同代表理事 武者小路公秀 )   
   3. 琉球先住民族協会   ( 会長 宮里護佐丸 )
   4. 女たちの戦争と平和資料館 ( 理事長 東海林路得子 )
   5. 民 団
   6. 韓国・民弁
   7.   韓国挺身隊問題対策協議会

  韓国内の団体である、6と7を除くと、残りは日本国内の団体ばかりでした。彼らが、なぜ国連で反日活動をしているのか。どこから活動資金を得ているのか。今では知っていますが、あの時は本当に驚きました。昨年の10月に、すでに十分驚き、怒りましたので、今はもうケイ氏の報告書くらいでは、気持ちを乱されなくなっています。

 あの時は、人種差別撤廃委員会でしたが、今回は国連人権理事会です。国連には、よほど金があるのでしょう。似たような名前の組織が、幾つもあります。これがどんな組織なのか、ネットで調べました。

 「国連人権委員会とは、国連総会の、補助機関の1つ。」「国連加盟国の人権の状況を、」「定期的・系統的に見直すことによって、」「国際社会の人権状況を改善しつつ、」「深刻かつ組織的な、人権侵害などに、早急に対処するための常設理事会。」

 こんな立派な国連組織に属しているのなら、ケイ氏が調査すべき国は、先ずは中国と北朝鮮であるはずです。私が調べた、ネットの情報では、次のように伝えています。

 「国際人権団体によれば、新疆ウイグル自治区では、」「ウイグル人などのイスラム教徒、約100万人が、」「収容所に入れられている(AFP)と言う。」「英紙ガーディアンは、著名イスラム専門家の試算を根拠に、」「その人数はもっと多い、150万人だとしている。」「ちなみに、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒は、約1000万人とされている。」「厳しい取材規制のため、収容所の実態は、はっきりしていないが、」「生還者や反体制活動家、イスラム研究者らの報告によれば、」「人々は劣悪な環境のキャンプに押し込められ、暴力や拷問を伴う政治的な洗脳を受け、」「北京語以外の言語の使用が、禁じられているという。」

 これがネットにあふれている、ウイグル弾圧の状況です。この他に、北朝鮮による日本人拉致問題があります。昭和45年代から昭和55年代にかけて、北朝鮮の工作員により、17人の日本人が、北朝鮮へ拉致された問題です。頭から麻袋を被せられ、屈強な男たちに抱えられ、ある日突然船で連れ去られました。それからもう、49年の歳月が過ぎています。これだけではなく、北の工作員に拉致された韓国人は、韓国政府の公式発表では486人で、日本人拉致被害者の数十倍です。

 息子たちに言います。国連という名前に、惑わされてはいけません。実態はこのように杜撰で、いい加減な組織なのです。国連特別報告者が、どういう立場の人間なのか。ネットで調べましたので、息子たちよ、笑わないで読んでください。

 「国連特別報告者は、国際連合人権理事会から任命され、」「特定の国における人権状況について、調査・監視・報告・勧告を行う専門家である。」」「政府や組織から独立して、個人の資格で任務に就くものであり、」「中立的に職務を遂行できるよう、給与その他の金銭的報酬を受けない。」「任期は3年、最長6年。」

 調べていくほど、おかしな話が出てきます。それならケイ氏は、日本への渡航費や滞在費等々、全部自弁でやっているのでしょうか。最低でも三年間の調査者の仕事を、無報酬のボランティアでやるというのでしょうか。

 ここまで、6月28日の記事について述べました。6月29日の記事に関しては、次回といたします。
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