おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

菖蒲田

2008年12月14日 | 暮らし
父の生家よりいとこ家族がやって来ました。
年末には農作物を山のように届けにきてくれます。

新米と新鮮な野菜を届けに来てくれてその後みんなで食事に出かけるというのが我が家の恒例行事。

そう言えば、その花巻の父の実家の屋号というのを私は今まできいたことがありませんでした。
聞いたことはあるかもしれないけど、覚えていませんでした。

「菖蒲田」 これが我が本家の屋号。

このきれいすぎる屋号には感動・・・
昔は菖蒲の花が沢山咲いていたところなのでしょうか・・

花巻の家は今でも田園風景が広がっています。

60歳をとっくに越えた従兄が高校生の頃、汽車通学なので暗いうちに一人でご飯を食べて出かけていくのをぼんやり覚えています。
いとこは詰襟をきちっとはめて板間に正座して行儀正しくご飯を食べていました。
その前後は覚えていないのですが、そこだけはっきり覚えているのです。
おばちゃんがご飯をよそってあげている・・
その脇にある囲炉裏が暖かい熱を上げている・・

そのおばちゃんももう90歳を越えました。

そんな昔話に花を咲かせてほのぼの懐かしんでいる隣で
私の娘といとこの息子は別世界で
スノーボードの話に夢中になって大盛り上がりの最中。

こんな時を過ごすことを私たちは数十年前は想像も予想も出来ませんでしたねぇ