化け物か

6月6日水曜日
改行のあやまり誤字脱字もそのままにしておきたい。と１日遅れでつけているブログに書いた。投稿をクリツクした。たまたまなにか予感がしたのか。「田舎住まい」わたしのブログを開いてみた。
こんなんってあるんかよ。綺麗に誤りが訂正されている。わたしは思わずＰＣの後ろをのぞいてみた。というのは嘘だ。
この電脳空間で起きた怪異の謎を解くべく、わたしはいろいろな推理をした。すべてむなしく、解決には至らなかった。
カミサンが帰宅した。玄関の鍵を開けている気配がする。
「エンターキを押さないから、行がとぶのよ」という。
潔癖症のカミサンには許せることではなかった。パソコン教室の先生の指導の下、わたしのブログを正確に直してくれた。それがわかるまでのわたしは、シンクロ二シティて゜起きたこの怪異を理解できず大いに悩んだものだ。
ブログとインターネットを始めてから世界が広がった。なにがなんだかわからない。このわからないところがいいのだ。
４０年も前のわたしの小説が載っている「抒情文芸」が古本市場に出ている。
故郷で主宰した雑誌が東京は芝の某図書館にある。懐かしいな。そん情報を読んで興奮している。
７３歳にもなるＧＧがカムバックして作家として返り咲くなんて前代未聞のことですものね。
田舎町ではまだ鶯が鳴いています。鶯鳴かせたこともある。そういきたいものです。
電脳空間で囀ることは難しいですね。
化け物を納得させるのは難しいですね。
どうなっているのか、わかりません。
どうなっていくのか、わかりません。

73歳の手習い

6月5日火曜日
打ち込んだのとは行わけが違ってしまう。
改行がされていない。
ＰＣを覚えていくのはなかなか大変らしい。
記憶力にも自信がなくなってしまった。
相手が機械なのだから勝負にならない。
ブログの誤字脱字はしかし全部わたしの責任だ。
記念に間違ったままで訂正しないことにした。
よろしく。そしてごめんなさい。
コンナ調子でばんばん小説を書き進めることは出来きない。心細い限りだ。
裏庭に数株の黒竹がある。このところ竹の子が出て瞬く間にわたしの丈よりも高くなつた。
ＰＣ相手に苦吟している。操作そのものも思うように行かない。
竹のように健やかに小説もＰＣの技も伸びればいいのにな。
散歩に出よう。
遅咲きのバラが垣根で匂っている家を見つけた。
少し遠いがあそこまで歩くことにした。