田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

インディアンの雄叫び

2007-06-28 00:18:56 | Weblog
6月26日 火曜日
●PCを笈のごとく背負って街にでる。
待望の雨はまだ降り出さない。ときおり午後になってさつと一雨降るくらいだ。だから、街は暑い。PCを背負った背中に汗がじっとりとふきだす。ポロシャツの背が汗の塩で白くなる。いつまで、こうしてふたりで街を散策することができるだろうか。
●カミサンが6月16日のわたしのブログ「赤青田」に写真をいれてくれた。わたしは、下手な俳句もつけくわえた。ぜひ再度訪れてください。カミサンはわたしのブログにぞくぞくと写真を載せるとはりきっています。ご期待ください。
●側溝が音をたてて流れているのは、上流ですでに田植が済んだからだ。田植えのために、せき止められていた流れが自然に戻されたからだ。そんなことを考えながら街を歩く。どこかで、葬儀があるらしい。黒の喪服の人たちとすれちがった。
●家に戻った。カミサンは杏ジャムを作りだした。わたしが、杏落としに参加しないので、今年は収穫が少ない。もうしわけない。怪我でもしたらと思うと、どうしても木に登れない。わたしが、インディアンのように雄叫びをあげられないからと言って軽蔑しないでください。男らしい仕事をなにも引き受けられないでごめんなさい。
●そのかわりといってはなんですが、長編書き上げました。田舎住まいの、たそがれた物書きの作品なんかさ出版してくれるところがあるのだろうか。これからの営業のほうが、さらにしんどいことになるだろう。明日からはすでに書きあげている「80歳のアダムとイブ」の推敲にはいる。ごみ屋敷の老人のような書斎に閉じこもる。