このとき黒い森がふいに爆発した。
いや黒い無数の飛翔体が夜空に飛び立った。
コウモリのむれだった。
「われらの負けだ」
「ルー。まって」
「姉妹なかよくな」
翔太にはねあげられた姿勢のまま羽を伸ばしルーはコウモリのむれにくわわった。
「なにがおきた」
「兄たち三人は森で戦うRFに脳波で指令をだしていたの。ルーがわたしに気をとら
れてここに駆けつけたから――その能力が機能しなくなったのよ」
結果的には翔太はミヤの一族を助けたことになる。
one bite,please. ひと噛みして!! おねがい。
↓
ああ、快感。