田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

GGには週末はない。   麻屋与志夫

2012-09-01 04:41:36 | ブログ
9月1日 土曜日

●月曜日にはチョークののりがわるい。
というか……黒板に字をかいていても、どうも思うような線がかけない。
たかが文字。
されど文字。
というか、長いこと黒板の前に立ってチョークで板書をかいてきたからこそ、それを敏感に手で感じることができるのかもしれない。
というか、そんなことは受験指導の内容には全く関係のないことではないか。

●でも、見て心地よい文字をかくことは大切だとおもう。
生徒たちが運動部のクラブ活動でつかれた頭で見上げる黒板の文字がミミズがのたくっているようではプロとしてもうしわけない。
GGは凝り性だから気が遠くなるほどの年月、書道を学んできた。

●「アサヤ先生のシンニュウカッコイイよ」
先週の国語の時間のことだ。
中学三年生のAくんにほめられた。
うれしかった。
「先生の字、小学生みたいに下手だね」
といわれることはあっても、ほめられたのははじめでだった。
聞けばお母さんが、書道をならっていたとのことだった。

●さて、小説をかきだした。
万年筆でかいている。
ともかくキーボート゛をおすのと手書きではこうもちがうのかとおもうほどかいていてたのしい。
インクの匂いなどわすれていた。
ペン先が原稿用紙をこする微かな音をわすれていた。
これもAくんの一言があったためで、手書きのよろこびにもどることができてうれしい。
だいいち目がつかれないのがいいなぁ。

●冒頭に月曜日となぜかいたか。
昨日の金曜日には塾は休んだ。
今月からは土曜日も日曜日もない。
わたしにとっては今日は、やすみ明けの月曜日だ。
家庭教師コースの生徒が朝の九時からくる。
午後も、夜も授業がある。
その合間に小説をかく。

●たのしいからムリも続く。
毎日がたのしくて、たのしくて、アンチエージング。
歳をわすれているGGなのであります。

●年寄りの冷や水。
なんて言わないでください。

●老いの一徹。
です。


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