田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

もっと光を。もっと希望を。 麻屋与志夫

2012-09-29 04:25:07 | ブログ


●東日本大震災での被災。
ようやく、一年半がたちました。
さいわいなことに、わたしは、精神的な被害にとどまりました。
毎日カミサンとお惣菜を買い出しにでかける道にはまだ――。
屋根瓦が落ちたままになっている家。
ブロック塀が崩れたまま……。
震災の爪痕がのこっています。
はやく完全復興するといいですね。

●さてと、私事ですが震災後心の痛手は思ったより深かったようです。
思うようにいまだに長編が書けていません。
「クノイチ48帝都の夜に散る」は中断したままです。
だらしないですね。
わがことながら、恥ずかしいです。
なんとか短編から仕事を再開しました。

●そして昨日「光がまぶしかった」を書くことで心の平安をとりもどしたようです。
静かな日常を永続させるための努力はこれからも続くと思います。
でも、この超短編を書いたことで、なにかがふっきれたようです。
希望がもてました。
がんばりますのでこんごともご愛読ください。

●わたしにとって。
小説を書くためには。
つねに穏やかな心が。
平静につづくことが。
必要なのだと思い知らされました。
そして、ひとの心の痛み。
悩み。
苦しみを。
わがこととして考えなければならため。
周囲との静謐な関係が、小説を書くには大切なのだ。
と認識をあらたにしました。
だからこそ、四囲に波風が立たたない。
いつもの日常をとりもどしてきたのはよろこばしいことです。

●職業柄、生徒たちの日々の悩みをよくききとってあげて。
それをわたしの心の中で浄化して返してあげる。
そういったことを毎日毎晩しています。
勉強を教えるだけなら教師ならだれでもできる。
生徒がすがすがしい顔で勉強できるような環境づくりこそ。
わたしの役目ではないか。
志望校合格の希望はすてるな。
勝負はこれからなのだ。
あなたが苦しいときは。
仲間も苦しみながらガンバッテいるのだから。

●きょうから家庭教師クラスを再開。
土、日もない。
受験戦争のまっただなか――。
領土問題も真剣に考えている。
朝日新聞に載った村上春樹さんの文章がすばらしかった。
ぜひ読んでください。
お薦めです。

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