田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

コーヒーカップを手に庭めぐり  麻屋与志夫

2012-09-27 11:08:34 | ブログ
9月27日 木曜日
●剪定したバラの小枝や葉の詰まったポリ袋の口が風に吹かれている
乾いた、微妙な音をたてていた。
カサカサというオノマトペイではどうもしっくりこない。
かすかな……心に沁みこんでくるような音だ。
でも、聞く心がないと聞き逃してしまうほどのはかない低い音。

●わたしは、コーヒーカップを右手に。
その匂いをたのしみながら、狭い庭をひとまわりした。
鹿沼石の塀に野ハトがきていた。
ヒョコヒョコとあるいている。
ハトのうごきにはなにかユーモラスな感じがする。

●秋風がはだにすずしい。
先週まではあんなにあつかったのに。
来週は「鹿沼ぶっつけ秋祭り」だ。
みなさんどうぞおそろいで、キサッセ。
いらっしゃってください。
屋台の上でたたく鹿沼囃子が神田明神のバカ囃子の系列なので。
ワイルドダゼ。

●今年はだいすきなカラス瓜がみられそうにもない。
カミサンがばらの剪定の折、まちがつてツルを切ってしまったらしい。
でも。
根は健在だろうから来年は……たのしめるだろう。

●彼岸花はこれからだ。
これは下沢のHさんがあぜ道から移植してくれたものだ。
お姉さんは美容師として活躍していますか。
ふたりで遠い下沢から通塾してくれてうれしかったですよ。

●さまざまのことを思い出す庭めぐりだった。


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