田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

80歳からの挑戦  麻屋与志夫

2013-06-08 01:54:35 | ブログ
6月8日 土曜日

●このところ、旧作をIT化するためにかなりの時間を費やしている。
でも、雑誌に載っただけで、
いまはだれにも読まれなくなっている作品に、
ふたたび息を吹き込むような仕事なので楽しい。
それに今は亡き古い友だちの名前を目次のページでみるのも懐かしい。

●目次には現存の大家の名前も散見する。
ほんとうに、懐かしいな。

●わたしにとっては、暗黒の20年。
この間にみなさんめざましい活動をつづけて、
現在の地位を獲得している。
ただただ、感服する。

●いつか、東京に完全に戻れる日が来る。
そう信じていた。
いままでも、かなりの時間毎週東京で過ごしている。
両方の街に住んでいる。
コウモリみたいな生活だ。
物書きとしての軸足は東京なのだが、
田舎町では学習塾をやっている。
その関係で、毎週故郷のこのまちには戻ってくる。

●暗黒の20年となんども書いている。
まだ具体的なことはここでは書けない。
都会では考えられないような、イジメにあったのだ。
だから細かいことは書けない。
書けばまた、イジメ再会しかねない。

●もっとも、こちらもGGになった。
なにがおきても、若い時のようには狼狽しないだろう。

●おもうように、
小説が書けなかったこの期間のありさまを。
「歌を忘れた鶏は」という題で書きだしている。
カナリヤではない。
GGが酉年なのにちなんだ題名だ。
はやく書きあげたい。
でも、1年くらいはかかりそうだ。

●書いていて、涙が出る。
あまりにも過酷な差別にあった。
おもいだすと、涙が滂沱としてながれる。
この作品を書きだしたのは、みんな黄泉の人になってしまったからだ。
わたしたちを虐めぬいた人たちが、もうこの世にいなすからだ。

●迷惑をかけることはない。
それにわたしがすべてを客観的に見られるようになったからだ。

●この歳ですものね。
なにか、すべてが、若い時とちがった様相をおびてわたしのまえに広がっているようです。
精神的に枯れてきたのでしょうか。

●それがいいことなのか、わるいことなのか。
わかりません。
すべてを感情的に見なくなっています。
これって、諦めなのでしょうかね。

●でも小説を書くことにかんしては、燃え上がっています。
挑戦はこれからだ。全身全霊をかたむけて頑張るぞ。


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