田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

鹿沼は朝から雨。クーンツでも読もう。 麻屋与志夫

2014-06-12 06:57:05 | ブログ
6月12日 木曜日

●鹿沼は、朝から雨。

三日ほど前、まだギックリゴシになっていなかった。朝の散歩に出た。

いつもは、カミサンが一緒なのだが。喉を腫らしている。

薔薇の世話もいそがしそうだ。

とても、散歩にさそえる雰囲気ではない。

今朝のように、朝から雨が降っていたり、

ギックリゴシで歩行困難だったら、

諦めて部屋で好きなクーンツを読んでいるのだが――。

●「今日はおひとりですか?」

「オクサンハ」

などとすれちがう人が声をかけてくれる。

この鹿沼で50年。

半世紀も進学塾「アサヤ塾」を主宰してきている。

教え子だって定年をすぎている。

知り合いが多い。

●府中橋をわたって左折。

黒川沿いに北上する。

広い歩道で、安心して散歩をたのしめる。

川は濁っていた。

音をたてて流れている。

濁流のなかでキラッと光るものがある。

なにかしら、と見つめ直すと、ペットボトルだった。

浮きつ沈みつしながら、数本のボトルが流れていった。

●例弊使街道なので「御成橋」。

日光参拝の勅使が渡ったので「御成り」と命名されたらしい。

おもいもかけず、青鷺が目前を飛翔した。

いつも見かける青鷺だ。

えっ、こんなに大きかったのだ。

おどろいた。

くるくるくるというような羽音をさせて下流に、

今渡って来た府中橋のほうに飛んでいった。

●ここから、500メエトル上流の河川敷に数軒の家がある。

この水で冠水することはないのだろうか。

ふいに心配になった。

わたしの「クノイチ48帝都の闇に散る」のプロローグで、

甲賀忍者の百々百子(どどももこ)が、

野州は鹿沼忍者にスケットを依頼するために、

おとずれた忍者がある。

もちろん、わたしの創作だが、

それにふさわしい佇まいのだ。

無事なのだろうな。

●今朝は朝から雨。

クーンツの「オッド・トーマスの受難」でも読もう。


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