田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

しみじみと老境をたのしむ。  麻屋与志夫

2014-06-15 06:43:15 | ブログ
6月15日 日曜日

●喉の痛みはうすらいできた。

腰もふつうに歩くのには支障をきたさない。

ただリックに買い物をつめて歩くとすこし辛い。

●昨日はおっかなびっくり6キロくらいの荷物を背負ってみた。

おそるおそる、ゆっくりと地球の大地を味わうように足をおろす。

足の裏に大地を踏みしめて歩ける喜びを感じた。

●体の具合が悪い。

まわりの自然に目が行く。

わが家がしだいに濃緑色をおびてきた裏山のなかにすっぽりとおおわれているようだ。

山ではウグイスが鳴いている。

ほかの野鳥も鳴いているのだが――。

知識がないので、鳴き声で鳥の名を判定できない。

悲しいことだ。

鳥の名前。
魚、花、木についての知識が欠落している。

戦時中の小学生だ。

図鑑などなかったからそうした勉強はしていないからだ。

とオコガマシクモ時代に責任をなすりつけている。

●いつもは涸れているのに。

梅雨時なので家のそばを小川が流れている。

魚が泳いでいる。

●ああ、田舎町でスローライフを楽しんでいるのだ。

水もおいしい。

孫たちがみそ汁がうまいとよく言ってくれる。

5人いる孫。

会いたいな。

荷物をキッチンの床に、どっこいしょとかけごえかけて置く。

粋がっていても老人なのだとしみじみおもった。





平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

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 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。



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