出張でホテルに泊まっていたはずなのに。
この部屋じゃあなかった。
仕事がらみで昨晩は酒を飲んだが、2時間程度でまっすぐホテルに帰った。
記憶がなくなるほど飲んではいない。
荷物を探すが無い。
着ているものも寝間着では無く、自分のものではないスーツを着ている。
サイズはぴったりだ。
胸には花が差してある。
何だこの状況は・・・
家に電話しようにも携帯が無い。
とりあえずこの部屋を出よう。
持っていけるものは何も無い。
ポケットをさぐると、不思議な模様のついたカギがひとつ。
ドアを開けようとドアノブに目をやる。
ホワイトボードが掛かっていてこう書いてあった。
「青を追え」
ドアを開けると窓に青色のガラス玉が置いてある。数字は「1」と書かれている。
ガラス玉の前であたりを見回すと、階段の下に青色の人形があった。
近づくと「2」の数字。
そんな感じで青色の物体をさがし数字を追いかけた。
外に出る。
昨日歩いた町ではない初めての町。
順当に数字を延ばしていく。
次で「100」
カギと同じ不思議な模様の付いたドアの前にいた。
ポケットからカギを出す。
カチャリ
ドアが開く。
机の上にパソコンがあった。
近づく・・・
ウィーン
勝手に起動した。
パソコンから声がする。
「パパ、お誕生日おめでとう」
妻と娘が写っている。
「なに、これはなんなの」
「おもしろかった?パパ、ゲームが好きでしょう。だからちょっとしたサプライズよ。
ちなみにその空間は全部セットだから。
ちなみに今「100」個の点を追いかけたでしょう。上からカメラで撮っていたのよ。パパの動いた軌跡を一枚の写真にしてみたの。見て。」
そこにはこう書いてあるように見えた。
「やられたよママ」
この部屋じゃあなかった。
仕事がらみで昨晩は酒を飲んだが、2時間程度でまっすぐホテルに帰った。
記憶がなくなるほど飲んではいない。
荷物を探すが無い。
着ているものも寝間着では無く、自分のものではないスーツを着ている。
サイズはぴったりだ。
胸には花が差してある。
何だこの状況は・・・
家に電話しようにも携帯が無い。
とりあえずこの部屋を出よう。
持っていけるものは何も無い。
ポケットをさぐると、不思議な模様のついたカギがひとつ。
ドアを開けようとドアノブに目をやる。
ホワイトボードが掛かっていてこう書いてあった。
「青を追え」
ドアを開けると窓に青色のガラス玉が置いてある。数字は「1」と書かれている。
ガラス玉の前であたりを見回すと、階段の下に青色の人形があった。
近づくと「2」の数字。
そんな感じで青色の物体をさがし数字を追いかけた。
外に出る。
昨日歩いた町ではない初めての町。
順当に数字を延ばしていく。
次で「100」
カギと同じ不思議な模様の付いたドアの前にいた。
ポケットからカギを出す。
カチャリ
ドアが開く。
机の上にパソコンがあった。
近づく・・・
ウィーン
勝手に起動した。
パソコンから声がする。
「パパ、お誕生日おめでとう」
妻と娘が写っている。
「なに、これはなんなの」
「おもしろかった?パパ、ゲームが好きでしょう。だからちょっとしたサプライズよ。
ちなみにその空間は全部セットだから。
ちなみに今「100」個の点を追いかけたでしょう。上からカメラで撮っていたのよ。パパの動いた軌跡を一枚の写真にしてみたの。見て。」
そこにはこう書いてあるように見えた。
「やられたよママ」