暑い日が続いています。暑い時に寒い時の思い出話です。畑沢分校は小学校1年生から3年生のために、冬期に開かれていました。常盤小学校までは4kmの道のりがありますので、真冬の雪の中での一本道は大変です。雪の一本道では、みんな同じ足跡をたどりながら歩きますので、小学校の低学年生では歩幅が合いません。とてもまともに歩けるものではありませんでした。そのため、小学校低学年は畑沢の真ん中にある分校に通うことになります。私は分校まで何百メートルの距離でしたので、天国のような感じでした。
その天国のような分校で、スキー大会があったことを覚えています。場所は、下畑沢の西の沢の斜面です。写真の丁度、裏側に当たります。
そのころ、会場となった山は、伐採をして間もなかったので、障害物のない白一色の斜面がありました。会場までの道はありませんでしたので、保護者が先導してカンジキか俵靴(たわらぐつ)で道を作ってくれたものと思います。
肝心のスキー大会の内容については、一切の記憶がございません。政治家がよく言うセリフを真似ているわけではありません。正直なところでそうなんです。それでも記憶があるのもあります。授業がなくて楽しい一日だったようです。