NPO法人おもだか水辺の生き物保全会の業務で尾花沢へ行き、その足で畑沢へ回りましたが、もう夕方になってしまいました。山形へ帰るために背炙り峠へ近づくと、左側に大平山がいつもよりも尊大に聳えていました。かつての採石で無残に切り裂かれた立石山の山肌は雲に隠れ、大平山と一体になった大きな山容が高山をイメージさせています。
七月から八月中旬までが猛暑が続き、その後は一転して太陽が姿を隠し、低温が続いています。今年の稲作は例年よりもやや良と言われていましたが、果たしてこのまま順調に推移してくれるのでしょうか。九月の中旬には稲刈りが始まります。天候が回復して水田が乾燥してくれないと、コンバインが入れません。今週の後半の天気予報には、晴れマークがちょこちょことお淑やかに顔を出していますが、もっと大胆に晴れマークが出てもらいたいものです。
この日、畑沢の隣の隣の区長から
「畑沢から五十沢へ出て、さらに湯船沢温泉へ抜けるトンネルの話というのは、あるのか」
と聞かれました。それに対して、私のいい加減な回答は、
「そんな話聞いたことない。大分、前には背炙り峠にトンネルを通すという法螺に村人が翻弄されて選挙で燃えていた」
というものでした。しかし、畑沢の先輩に聞くと、
「前々代の尾花沢市長の時に、向かい地区から五十沢へ抜けるトンネルの計画があり、実際にトンネルへの取り付け道路として向かい地区に幅が広い道路が作られ、五十沢側もトンネルのところまで道路が作られた」
「ところが、市長の交代があり、国道13号線と五十沢からの道路との交差点も改良されたので、トンネルの話はなくなった」
というものでした。私が畑沢を離れて、畑沢の方々と疎遠になってからの40年間もの間に、いろいろなことがあったようです。