前日から気温が急上昇しました。ならば、昨日、畑沢へ行けばよかったのですが、あいにく急用ができたので、今日(平成30年2月11日)に出かけました。今回は雪降ろしの必要がなく、かなり気楽なお出かけでした。山形から畑沢へ着くまでは殆ど降雪がなく、日曜なので道路も順調でした。
今冬で二回目の雪路しをした1月28日から二週間にもなっています。いつもなら一週間に一回のペースですが、二週間かかって自宅のサッシを二重にするDIYをして忙しかったのです。やり方は大分前に投稿した「廃品を利用して二重サッシ」と同じ原理です。自分で言うのも何ですが、もう大分手慣れています。
畑沢での撮影は、一番、上手の方から始めました。下の写真は清水畑から大平山と立石山です。大平山は宝沢の方向ですので、山の呼び名は「ほうざわ山(ほうざ山)」です。この方が畑沢の人には馴染みがあります。立石山を前に立たせて、宝沢山がどっしり威厳に満ちて見えます。
上畑沢の延命地蔵堂のねやの雪が落ちて、道路まで崩れ落ちています。気温が高くなって一気に屋根から滑り落ちたようです。地蔵堂そのものは、まだしっかりと雪囲いされていますので、お詣りすることができません。扉が開くのは「おさいど」が行われる今月の下旬でしょう。
中畑沢へ下ると、少年時代の思い出の山が見えました。下の写真に見える正面の山は二つの山に見えますが、奥では一つの塊になっています。しかも広い緩斜面になっています。平坦なその場所は、「たいら」と呼ばれていました。
その場所は小学校時代には伐採されていたので、可愛い中畑沢の子どもたちには絶好のスキー場になりました。しかし、そこまでスキーを履いて登るのは極めて困難でした。先ず、平地から写真中央の黒っぽく見える杉の林のところまで登るのが最難関です。鉄道のスイッチ・バック方式のように右へ左へ進み階段状に歩みを進めました。体力が消耗するのは勿論でしたが、時間がかかって途中で雪が激しく降り始めたこともありました。「山は天気が変わりやすいなあ」などと、集落内と同じような標高なのに「いっちょ前」な会話をしていました。
途中でそんなことがありながらも上に到着すると雪が止み、普段はできないスキーを堪能することができました。畑沢のスキーで最も楽しかった場所です。畑沢の子どもたちは、この様に登山家のようなスキーの使い方をしていましたので、常盤小学校でのスキー大会で全員が一位になるはずです。
下の写真は中畑沢の様子です。屋根の雪がないか、又はあっても極めて少量です。