大げさに田植えなどと言えるようなほどの作業をしたわけではありませんが、それなりに手伝ってきました。平成30年5月20日、畑沢では早い方の田植えです。ただし一番早いのは、隣の田んぼでしたから二番目ぐらいの早さです。早生種と聞きました。畑沢ではもう少し後で本番を迎えそうです。
荒屋敷方角を見ると、まだ始まっていません。それよりも気になるのは耕作放棄地が増えていることです。
去年から今年にかけて戸数が減少しました。
5年ほど前から例年のごとく背炙り峠の通行止めが長引いていますので、今回もう回路を通りました。上五十沢からの峠道です。帰りも五十沢に抜けて尾花沢に向かっていると、畑の真ん中に犬小屋らしきものが見えました。
「前に犬を飼っていたお宅が、不要となった犬小屋を畑に持ってきたかな」
遠くには遠景に甑岳が聳えて、いい景色です。
通り過ぎてから、
「ん」
「あの犬小屋から何か電線のような物が出ていた ❔」
「もしや、イノシシの電気柵か」
車を勢いよくバックして近づくと、やはりイノシシ電気柵でした。私の感も大したものですが、直ぐには分からずにかなりの時間がかかるのが最大の欠点です。
さて、この防護柵の中には、トウモロコシらしきものが見えました。単なるトウモロコシを栽培するのに電気柵を必要になったとは、いやはやとんでもない時代になってしまいました。今後、畑沢でも電気柵が増えそうです。この日に田植えした田んぼにも、イノシシがミミズらしきものを漁った足跡がありました。