-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

徳良湖での夕景

2020-10-20 19:16:19 | 自然

 畑沢で仕事を終えてから袖原での用事がありました。今年は頻繁に袖原での用事があります。私は袖原も好きな地区です。中学生時代から農作業の手伝いの合間に徳良湖へ行くのが楽しみでした。魚採りです。徳良湖には畑沢の千鳥川にいない魚がいます。メダカとオイカワです。既に小学生時代に千鳥川の魚は全て見たり捕まえたりしました。無いものねだりで徳良湖に憧れたのです。いい友達も袖原にいました。

 袖原での用事が終わった時、既に夕方近くになっていたのですが、今回は袖原から畑沢へ帰る必要がないので余裕がありました。ゆっくりと眺めてみました。徳良湖は水位が低下しています。9月9日に来たときよりもさらに低下して、湖底面が広がっています。3年に一回の水抜きの様です。すると鮮やかなオレンジ色が目に留まりました。セイダカアワダチソウです。御存知のように北米原産の厄介な外来種です。しかし、秋が深まると、山の紅葉が盛んになるまでは彩りがなくなるので、セイダカアワダチソウのオレンジ色が一際、際立ちます。にっくき外来種も徳良湖の風景を引き立てています。

 

 次は夕空です。西の空に「ヒツジ雲」が見えました。雲の名前は、後でネットを見ました。初めて知りました。

 

 瞬く間に雲の形が変わりました。雲の名はしりません。背炙り峠の夕焼けが懐かしくなりました。でも、峠はまだ通行禁止です。月末日までです。

 

 視線を空から畑に向けると、白い広がりがありました。まるで花畑の様ですが、大量のススキです。昔なら茅葺き屋根用に使えました。もしかしたら本当に茅葺きに使うために栽培しているのかもしれません。今は「萱」が貴重です。