令和4年11月1日(火)に妻を北山形駅へ送って、一人、畑沢へ向かいました。峠からの眺めを期待していたのですが、出発が遅くなってしまいましたので、多くを望むことができません。それでもまあまあの景色を楽しめました。
いつも峠で道草して時間を費やしてしまいますので、前もって小用をすませるために、「道の駅むらやま」に立ち寄りました。ここから畑沢方向を眺めることができます。下の写真で背炙り峠と印を付けている方向に畑沢があります。
道の駅の壁に珍しいものが貼られています。これが太陽電池、そしてその前には「電気自動車用急速充電器」が立っています。ということは、太陽電池から充電器に電気が供給されるのかと期待したのですが、よく見ると手書きで「故障につき使用出来ません」とありました。残念、最新的な文明の利器が充分には活用されていません。
峠へ登って暫くすると、左側に奇妙な赤い怪物です。枯れ木に巻き付いた蔦が真っ赤に紅葉していました。
そのように言っても、近くに行かないと何の葉かが分かりませんので、接写です。
後ろを振り返ると、複数の小木も紅葉です。左がオオバクロモジ、右がホツツジ、下の常緑樹がイチイかな。
ホツツジを拡大しました。独特の形に美を付けています。
高い崖にせり出した大木の紅葉です。遠いので種類が分からないのですが、私の頭では、「黄色の紅葉はすべてイタヤカエデ」としています。
畑沢の集落内も紅葉です。前景に、道の駅に対抗して太陽電池を入れました。これは働き者で、猪、狸、猿にビリビリと嫌がらせをして作物を守ります。道の駅の何百分の一の小ささですが、本当に役に立っています。
目的の作業を終えて、再び峠を越えました。村山市側へ出ると何やら沢山の虫が飛び回っています。ちょっと見た目にはハムシのように感じたのですが、地表での姿を見るとカメムシでした。自宅に帰って調べたらツマジロカメムシだそうです。初めて見た虫です。今年はカメムシが多いと聞いていたのですが、見たことがないカメムシも多いとは思ってもいませんでした。
いつものビューポイントから村山市側を撮りました。残念ながら、この日も夕焼けを撮るには早すぎました。
後ろの景色です。中沢の奥部になります。
甑岳方向です。その手前の尾根が綺麗だと思って撮った写真ですが、狙いが散漫になってしまいました。