-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

田んぼの脇も花ぞの

2020-09-21 17:16:42 | 自然

 今年の稲刈は余裕のある作業内容でしたので、田んぼの脇を眺める時間がありました。というのは嘘です。余裕がなくても手を休める癖があります。

 でも永年、いろんな花があることに気づいていませんでした。余裕とは時間ではなくて気持ちのようです。子どものころ、稲刈は大変なので、ひたすら仕事が終了することだけを念じていました。とても花を眺めるなどの気持ちが湧いてきません。頭に湧いてくるのは、空を見つめて、「飛行機(ゴム動力)を飛ばしたいなあ」です。稲刈の時期は、真面に遊ぶ時間がありませんでした。しかも作業は夜もです。

 

 さて、気持ちだけは余裕が出てきて眺めた花々です。最初に通称「野菊」です。野菊とは種の名前ではなくて、複数種をまとめた呼び名だそうです。でも、それだけでは物足りないので、ネットで調べてみました。数ある中で最も似たものが「嫁菜(ヨメナ)」でした。確信していませんが、それでいいことにしました。

 

  次の写真は「露草(ツユクサ)」です。短くて分かりやすい名前です。青が鮮やかです。どういう訳か珍しくもピントが合っています。最近はコンパクトデジカメを多用しています。ピントが合っていたのは、コンパクトデジカメの功績です。

 

 ゲンノショウコです。目立たない花ですが、もし高山にあればそれなりの扱いを受けていたのかもしれません。

 

 この植物は全く見当がつかないので、名前を調べるのに苦労しました。ネットによるとツユクサ科のイボクサだそうです。私にはとてもツユクサの仲間に見えません。

 

 この植物は水辺にやたらと多くて、鬱陶(うっとう)しくさえ感じます。でも拡大すると中々、可憐ないい花です。ミゾソバです。

 とまあ、足元にあった花々を撮影しましたが、実際はもっともっと沢山の花があるのだと思います。もっと「余裕」があるときにでも観察してみます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の田んぼは災難続きでした。 | トップ | チチャコイ修理の続き(素人... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然」カテゴリの最新記事