韓国のホラー映画「箪笥」の小説版です。
映画を見そびれてしまったので、残念でしたが、
映画を見ただけでは、不可解な部分が多くて理解できないらしく、
この本が書かれたのだとか。。。?
薬剤師の父、病弱な母、姉のスミ、
そして、言葉の発達が遅れている妹のスヨンの家族のもとに、
母の看護と言う名目で、父の愛人・ウンジュがやって来た。
そして、母が死んだ。。。
それから数年後。。。
ウンジュは、事実上の後妻として入り込み、スミは彼女を嫌い、
家の中は陰鬱な雰囲気が漂っていた。
そして、スミは、なぜか母の死に関する記憶を失っていた。
さらに、この家では、不可解なことが起こり、
読み進めるうちに、じわじわと、恐怖に誘い込まれる。
いったい、この家で何が起こっている(た)のか。。。?
衝撃のラストで、母の死の恐ろしい真実が。。。!
これまた、本の表紙が、読書欲をそそります。
ねっとりとした汗が出そうで、気持ち悪いゾクリ感で終わります。
じめじめした梅雨の夜に。。。
この際だから、たっぷり楽しんじゃいましょう。