去年の暮れに、この花のことを書きましたが。
名前がわからないままで、気になっていました。
あれから、ご近所の方に、挿し木で増やした鉢を頂きました。
冬を越して、そのままベランダの隅で新芽を出して、
気づいたら、いつの間にか、赤い蕾がふくらんでいたので、
もうすぐ咲くんだわ~♪
と、心待ちにしていたのですが、
やっぱり、去年と同じく、開かないまま、ポトンと花が落ちてしまいます。
おかしいなぁ。。。。と思いつつ、調べてみたら。。。
なんと、この花は、完全に開かないのだとか。。。
名前は
★ウナズキヒメフヨウ(アオイ科・メキシコ、コロンビア原産)
英明:Sleeping hibiscus (眠れるハイビスカス)
なぜ開いて咲かないのかというと。。。
花びらの内側つけねに,角状に飛び出た部分があり、
雌しべにねじこむように巻き付いていて、花びらは開けないのだとか。
落ちた花の中をのぞいてみると。。。
なるほど。。。こんな感じになってます。
咲けない花。。。ちょっと可哀相な感じもしますが、
でも、それも、この花の魅力なのかもしれません。
あでやかな赤い着物をまとってはいるけれど、
でしゃばらず、控えめで、
さまざまな思いを胸に秘めつつ、静かに散る花。。。なんてね。
それに、頷き姫芙蓉って、なんだかステキな名前。。。
ますます、この花が好きになりました。
リンクしていただいてるすももさんのブログに、
ちょうど、アメリカ芙蓉の記事がありました。
開けばこんな感じになるんだろうな。。。