百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

子どもたちは夜と遊ぶ

2007年11月24日 | 読書

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子どもたちは夜と遊ぶ 辻村深月

上・下2冊ありますが、
とっても私好みの本で、夢中で読んでしまいました。

同じ大学に通う仲間、月子、浅葱、狐塚、恭司、
彼らの恋と友情、そして、残虐な殺人事件。。。

幼い頃の深い心の傷は、歪に変化して、
冷たく悲しい事件を巻き起こすことになり。。。
止められない殺人ゲームが始まる。

「早く見つけて」「誰か止めて」。。。と、叫ぶ心は誰にも届かない。。。
自分の気持ちを上手く伝えられないがゆえに、すれ違ってしまう心。。。
犯人はいったい誰なのか? 彼らの恋の行方は?

そして。。。意外な真実が。。。

実を言うと、自分よりも若い主人公たちの物語は、ちょっと苦手。
ましてや大学生。。。感情移入がしづらいかも。。。と思いつつも、
先が気になって気になって、寝る間も惜しんで読んでしまいました。

登場人物たちも、個性豊かで、みんな美形(?)で、
ミステリー、サイコサスペンス、友情、恋愛。。。などなど、
いろんな要素がてんこ盛り!で、たっぷり楽しめました。

コメント (2)
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