おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

鯉が窪湿原(岡山県新見市)

2013年10月10日 23時04分40秒 | 中国地方
岡山県新見市哲西町に位置する『鯉が窪湿原』は、「西の尾瀬沼」とも形容される湿原で、多彩な植物が自生しています。



特に満朝系の植物であるオグラセンノウ、ビッチュウフロウ、ミコシギク等、かつて日本が大陸と陸続きであったころ、満州、朝鮮、日本に広く分布していたと考えられている植物で、しだいに離ればなれに分布するようになった残留植物です。

○オグラセンノウ


○ビッチュウフウロ


○ミコシギク


『鯉が窪湿原』は、「鯉が窪池」の周囲に広がっているのですが、300年ほど昔の元禄8(1694)年に灌漑用水地として築造されたものです。



湿原自体は、「鯉が窪湿生植物群落」として国の天然記念物として指定されています。









他にも出会った植物たちです。

○サギソウ


○サワギキョウ


○あと名前がちょっとわかりません(^^;;




一周2.4kmの遊歩道が整備されてて、一時間ほどで回ることが出来ます。