おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

満濃池(まんのう町)

2009年06月01日 18時42分49秒 | 四国の紹介
雨の少ない讃岐の国では、至る所にため池があります。そんなため池のひとつである『満濃池』はまんのう町にある日本一大きなため池です。周囲約20km、貯水量1540万トンの規模があり、おさかなの生息地である丸亀周辺の水がめでもあります。

    

写真で見てもわかるように、日本一というだけあってとても大きなため池です。弘法大師(空海)によって作られたと伝えられてもいます。

また、今年の2月には「近代化産業遺産」にも認定されたようです。ストーリーは「地域住民の熱意と努力により進められた瀬戸内海沿岸の灌漑施設整備の歩みを物語る近代化産業遺産群」となっています。

    

さて、丸亀周辺の田植えは他の地区より遅く6月中旬以降となっています。その田植え時期の風物詩にもなってる「ゆる抜き」がもうボチボチ行われると思います。水を大量に放流し、下流の田圃に次々と水を注いでいきます。

    

写真中央部に見える穴が、その放流口でもある「樋門」です。江戸時代に決壊したものを、明治初期につくり換えたられたもので、長さが約200mあるそうです。登録有形文化財にも指定されています。

今年も、四国の水がめである早明浦ダムの貯水率が少ないようですね。満濃池は見たところ例年通り水を蓄えていたような気はしますが、少し気になりますね。

渇水が、夏の風物詩になってしまわないように祈らなきゃいけないですね。



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