「さぬき市長尾の家」では、断熱材にセルロースファイバーを採用しています。セルロースファイバー断熱材は、古紙(新聞紙等)を原材料とした、繊維系断熱材です。紙がベースなので植物系繊維となります。
今回の住宅では、2棟同時に進行していますが、両方とも断熱材として採用しております。現在、片流れの家の方を施工中です。
下の固まりが、そのセルロースファイバーです。
これを、下の機械にてホースへと圧送し、床下(すでに施工済み)、壁、屋根下に充填していきます。
セルロースファイバー断熱の長所は以下のように言われています。
1.相対湿度が高くなると大量の水蒸気を吸収して結露を起こさせにくい効果がある。
2.高密度に充填するとほかの繊維系断熱材より気密性能が大きくなる。
3.主に吹き込み工法により施工されるので形状の複雑な空洞を完全充填できる。
4.吸音性能に優れている。
5.ホルムアルデヒド、VOCなど化学物質過敏症の原因物質を含まない。
短所は、何といっても高価なところだと思います。特殊な機械を使って吹き込むため他の断熱材に比べて約3倍の施工費がかかり、施工費にして60~70万円/戸のコストアップになる。但し、断熱性能差により年間空調費が10万円近く節約できるので、工事費差額は10年以内に回収できると思われます。
断熱性能に関しては、現場に入ってる職人さんたちが、涼しくなったと感じるほど、夏の炎天下の暑さを抑えてくれているようです。
風通しの良い間取りを考えれば、自然の力で極力エアコンを利用しないことが理想ですからね。
白い透湿シートの中に断熱材が充填されています。
壁の施工も隅々まで充填するのも大変なのですが、屋根下とか床下の施工は、それ以上に気を使うし、姿勢的にも大変だそうです。
こちらの棟の施工が終了次第、もう一方の建物の施工に入ります。
今回の住宅では、2棟同時に進行していますが、両方とも断熱材として採用しております。現在、片流れの家の方を施工中です。
下の固まりが、そのセルロースファイバーです。
これを、下の機械にてホースへと圧送し、床下(すでに施工済み)、壁、屋根下に充填していきます。
セルロースファイバー断熱の長所は以下のように言われています。
1.相対湿度が高くなると大量の水蒸気を吸収して結露を起こさせにくい効果がある。
2.高密度に充填するとほかの繊維系断熱材より気密性能が大きくなる。
3.主に吹き込み工法により施工されるので形状の複雑な空洞を完全充填できる。
4.吸音性能に優れている。
5.ホルムアルデヒド、VOCなど化学物質過敏症の原因物質を含まない。
短所は、何といっても高価なところだと思います。特殊な機械を使って吹き込むため他の断熱材に比べて約3倍の施工費がかかり、施工費にして60~70万円/戸のコストアップになる。但し、断熱性能差により年間空調費が10万円近く節約できるので、工事費差額は10年以内に回収できると思われます。
断熱性能に関しては、現場に入ってる職人さんたちが、涼しくなったと感じるほど、夏の炎天下の暑さを抑えてくれているようです。
風通しの良い間取りを考えれば、自然の力で極力エアコンを利用しないことが理想ですからね。
白い透湿シートの中に断熱材が充填されています。
壁の施工も隅々まで充填するのも大変なのですが、屋根下とか床下の施工は、それ以上に気を使うし、姿勢的にも大変だそうです。
こちらの棟の施工が終了次第、もう一方の建物の施工に入ります。
こういった建物の施工風景を画像でアップし、説明を加えていたただけるとシロウトにも判り易いです。
このお家いったいどうなっていくんだろうと期待して見ています。
コメントありがとうございます。
住宅の現場報告は定期的にわかりやすく報告しますので、今後ともよろしくお願いいたします。