2014年12月関東支部「八王子運転会」報告

2014-12-16 11:06:11 | 投稿記事

衆院選の日。寒波襲来の中、暖かい日差しに恵まれて
会員番号31-117
岸田 弘



12月の八王子運転会は衆院選投票日の14日(日)に開催されました。この日、日本全土が寒波に覆われ、八王子の最高気温は今冬最低の7.4℃。それでも、10組13人の仲間が防寒具に身を固め、集まりました。一日ゆっくり運転を楽しみたい私は「期日前投票」を済ませての参加です。



今冬一番の寒さの中


今回は、事前に武田さん、石川(安)さんが枕木交換を済ませ、仮置きした直線レール15m分を、走行前に締結と路盤へ固定する作業をしました。この枕木、7月の運転会報告でも紹介した、通称アイアンウッドと呼ばれるボルネオ産の「ウリン」。下穴が短いと先に進まず、電動ドリルの力でステンレスネジの頭が切断されてしてしまうほどの堅木です。多くのメンバーが参加しましたが人手の割に作業が進みません。苦闘1時間20分、やっと10時10分に作業を完了しました。



皆でレール締結と固定


落ち葉掃きとレール締結に参加後、今年誕生したお嬢さんの育児応援のため帰宅する「育メン」の清水さんは、フォルテを一周させただけで撤収です。



育メンは早めに切り上げ(清水さん)


佐藤(透)さんは、真っ赤なED75の補機を3か月で造り上げ、堂々の重連運転を楽しんでいました。補機には動力装置はありませんが、運転席を造り込み、製作そのものを楽しむ様子がうかがわれました。



堂々のED75重連(佐藤(透)さん)



赤い鉄橋を通過(石川(安)さん)


今回は団体関係のお客さまも少なく、4人のお客さまのために、加納さんがコッペルに重い乗用客車を連結し、運客サービスをしていました。



お客さまを乗せて(加納さん)


吉岡さんは、年賀状用の写真撮影のため、「国鉄運転士のなっぱ服、帽子」で正装しての参加です。T5改8100が、タイミングよく安全弁を吹き上げてくれました。



年賀状用写真撮影(吉岡さん)


夜勤明けに佐倉市から駆け付けた守田さん。愛機C21と奥さまを連れて、今年2回目の参加です。奥さまと一緒の笑顔を見ると、仕事と趣味をバランスよく楽しんでいる様子が伝わります。



夜勤明けにこの笑顔(守田さん)


岸田は、すっかり「鉄分が浸み込んだ4歳の孫」と小田急10000型で参加。孫は、皆さんの愛機に次々乗せていただいて、たっぷり楽しんでいました。



陽光の中を行く(岸田)


鶴見さんは、「枕木交換テント内で使うスチール棚」をお仲間から譲り受け、届けに来た後一旦自宅に戻り、改めてBR-24を積んで参加。しっかりした棚をありがとうございました。



BR-24快走(鶴見さん)


この日も機関車を置いて、落ち葉掃きとレール交換、保線等サポート作業をしてくださった武田さんには小田急10000型での走行を楽しんでいただきました。



小田急10000型を運転(武田さん)


大島さんは、午前中はコッペルを、午後はEB210で楽しんでいました。


朝は芝生一面霜で白くなり、今冬一番の寒さの中でしたが、暖かい日差しに恵まれ、ゆったりとした運転会となりました。その日差しも午後には雲に遮られ、肌寒くなった頃、守田さんの奥さま手づくりの「ぜんざい」が振る舞われ、メンバー全員体の中から温まることが出来ました。



熱々のぜんざいで暖まる


素晴らしい仲間と一緒に本年最後の運転会を暖かく、美味しく収めることが出来ました。ありがとうございます。そしてごちそうさまでした。


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