2015年6月関東支部「八王子運転会」報告

2015-06-30 11:47:39 | 投稿記事

梅雨空の中、たくさんの家族が集まって

会員番号31-117
岸田  弘


6月の八王子運転会は、「広い範囲で大気の状態が不安定/大雨と雷を伴う雨雲が西から東に通り抜ける」と予報された6月21日(日)に開催されました。予報の雲の動きを見ると、午前中は東西に細い雨雲が八王子や都区内上空を通過する様子なので、「少し南にズレてくれれば運転会場は曇りに…」と、勝手に期待して都区内の自宅を出発。途中雨が降ったり止んだりの中央道を通り抜け、運転会場に着くと幸い雨はなし。少なくとも午前中は走れる!と急いで運転準備を開始しました。


一週間前、国立の石川(安)さんから、メーリングリストで「レイアウトの様子を見てきました/草刈りは不要/枯葉のブロアー作業が必要/21日は所用で不参加」との写真付き情報があり、地元の清水さんから「自分も当日は不参加/前日にブロアーで清掃しておきます」とのありがたい情報交換がありました。おかげさまで清掃作業なしで、運転を始めることが出来ました。石川さん、清水さんありがとうございました。


当日は雨予報で、すでに降り出していた地域があるにもかかわらず、メンバーの家族とその友人家族が続々と集まり、賑やかに運転会が始まりました。

 

梅雨のさなかに大賑わい


矢島さんのお兄さんとその孫家族は、矢島さん(コッペル)の蒸気上げを興味深く見守ります。そして3人の笑顔を乗せて本線に出て行きました。


準備の様子を見守る

お兄さんとその孫家族乗せて/矢島さん


大山さん(ドルテ)は、2人のお孫さんとお嬢さま乗せての運行です。小さな車両に身を寄せながら乗る4人の笑顔を見れば、3世代で楽しめるミニ鉄道の良さが伝わってきます。


3世代の笑顔を乗せて/大山さん


本人が欠席の石川(安)さんは、お嬢さまとお孫さん、その友達を含め、3家族8人が参加。子供たちは、次々と色々な車両に乗って大喜び。大人たちはその笑顔を写真や動画に撮って楽しんでいました。


たくさんの家族が集まって


鶴見さん(S6)も乗用車両を連結して、運客に備えて周回していました。


今日はS6で/鶴見さん


大阪さんは動輪舎C58で参加。雨を警戒して自慢の客車は降ろさず、施設の乗用車両で運客。この日は、このC58の設計者の和田さん家族が見学で訪れ、設計者の見守る前でその雄姿を見せていました。


設計者の見守る中出発/大阪さん


大小個性のある機関車が集い、運客の合間に機関車談義で盛り上がりました。


機関車の情報交流


岸田(小田急10000型)は5月末の白馬運転会でバッテリーの+-の接続をミスしてコントローラーのヒューズを飛ばし、そのまま静態保存の展示車両になってしまった反省から、バッテリー端子と接続コードにマーキングを加えての参加です。復活した車両を、4人の孫の2家族が、交代で運転を楽しんでいました。


バッテリーにマーキングを加える


参加者の期待が通じ、何とか午前中は支障なく運転ができましたが、12時頃から雨がポツポツと…。各々傘や車の中で昼食を取りながら様子を見ますが、雲行きは芳しくなく撤収にすることに…。それでも、鶴見さんと大阪さんは、雨の中運転を続けていました。
この日が「父の日」だったためでしょうか、メンバーの子供たちや親族が、孫を連れて集まって来てくれ、梅雨空の中でも、明るく賑やかな運転会となりました。


今日はママの運転で/岸田


6月法隆寺運転会

2015-06-23 16:03:58 | 投稿記事

6月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信


一九州南部では土砂災害が発生する程の梅雨真っ只中、2日後に夏至を控えた6月20日法隆寺レイアウトに於いて法隆寺月例運転会が行われました。2日前の奈良地方の天気予報では昼12時までが20%、その後50%の降水確率との事で勝負は午前中と少し意気込んでいたのですが、当日薄雲は有ったものの時々薄日のさす良い天気で、少し蒸し暑く初夏を通り越して夏!!という感じの一日でした。

当日は土曜日の開催でしたが、参加人数は44名(14時澤井集計、見学者含む)と多く盛況でした。やはり7、8月に法隆寺運転会が無いので“仲締め”感が有るのかもしれません。

11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。広島世羅町“ドリームランドせら ナイト運転会”のアナウンスが有りました。7月25,26日開催でおたのしみ抽選会等も開催されるとの事です。申し込み受付は7月10日まで、詳細お問い合わせは松本様(090-7972-0670)まで。
(なお宿泊希望の場合は6月25日までにお願いします。)

また、中国大連に開設された“菜の花畑レイアウト”の紹介も有りました。約400mのレイアウトで7.5吋OSモーガルが走行しているようです。レイアウト開設イベント訪問記は会報に詳しく紹介されているとの事です(内山編集長も同伴されたとのことです)。中国においてのライブスチーム趣味紹介の拠点に成れば良いなと思います。(ビジター運転会もお願いしま~す!!)

内山編集長からは会報が60ページを超える大作になり、来月初旬に発送予定とのアナウンスが有りました。会報には長野県白馬村、富山県小矢部市(9月の連休)、愛媛県西条市(10月)等の運転会予定が掲載されているとの事ですので、楽しみにしていて下さいとのことです。

新人紹介
OSロコ部門の新人、畠 壮汰 様。経歴は法学部出身との事で、色々ロコ趣味とは一味違ったお話が聴けそうです。今後とも宜しくお願いします。

集合写真は今回クラウスが5輛と参加が多かったのでクラブハウス前に“クラウス全員集合!!”でハイチーズ!! 丸橋様にはミーティング前に煤落としを終えて一旦トランクに片付けたクラウスをわざわざ出して頂いて5輛勢揃いと成った次第です。

クラウスオーナーは向かって左から松井様、安田様、丸橋様、内山編集長、私です。右2輛は5吋改造機です。中央の丸橋様の愛機は小川精機50周年記念で販売された時の物との事です。30年も元気に走行しているとの事です。
 

愛知県豊橋市の広田様が数名の見学者とおいでになられました。先出のドリームランドせらの様なレイアウトを中京地区に建設する計画が有るとの事で、レイアウトとライブスチームの下見にいらしたとの事です。計画の詳細はお聞きしておりませんが、2~3年後の完成を目指しておられる様です。中京地区にもビジターで気軽に走行出来るレイアウトが出来れば、また楽しく成る事間違いなしです。




今月の私
HP投稿欄にも書きましたが、先月名古屋の駒田様より“幌付けたら?”のご助言をいただき、やっつけ仕事でしたがとりあえず作った幌を付けたクラウスを持って行きました。ビニール製の幌はどうかなと心配でしたが、概ね良い評価だったと思います。(無いのに比べれば有った方がましということだとは思いますが。)

今回も屑炭で快調に走行出来ました。後ろに乗せた家内から“1年分は走行したね!!”とのたまわれました。煤落しの時にルブリケーターの残油を確認した所、全く残っておらず、本当に1年分(以上)走行しました!!。

集合写真の後に煙突にバッタがとまっているではないですか!!私のクラウスが緑色のために親近感をもったのかもしれません、直ぐに何処かに行ってしまうだろうとおもっていたのですが、煤落としの時までとまっていました。(とまっていたのはショウリョウバッタの様です。)


5月31日「東北ライブスチームクラブ運転会」報告

2015-06-15 13:34:59 | 投稿記事

仙台模型
佐藤 仁作


5月31日東北ライブスチームクラブ春の運転会を宮城県岩沼市のハナトピア岩沼で参加会員12名(新規会員2名)北は秋田市、南は会津若松と東北各地から参加頂き運転会を行いました。(参加車両15両)
(今回、2名の新規入会があり会員も15名となり、少しずつですが会員も増えてきました。)


前日までの天気予報では曇りのち雨の予報でしたが、当日は10時頃から日差しも強く5月としては暑い1日で、幸い微風も吹き花壇には花も咲き絶好の運転日和となりました。


8時の開門を待ち全員でレールの敷設、1周180mほどですが作業も手慣れたものでヤード部分も含め30分ほどで完了、佐藤会長から今回新規入会された鈴木さん(C21)、梅宮さん(BR24)2名の紹介があり集合写真撮影後、各自運転準備に取り掛かり蒸気圧の上がった機関車から本線に入り運転を楽しむことができました。


運転前の集合写真 


運転準備する新会員の鈴木さんと梅宮さん


蒸気圧も上がり本線に出る佐藤さん


C62の扱いも慣れ運転もかなり上達しました


今回は、運転会の告知はして居りませんでしたが多くの方が見学に訪れ乗車希望の方を急遽乗車、運客することになりました。また、SLに興味を持たれ質問される方が数名居られました。


C21で初めて参加された鈴木さんですが本線で走行しても蒸気圧を維持できず長い距離を走行できず、自宅で走行練習はしているそうですが走行すると石炭の燃焼が持続できないと、原因は煙室のスチームパイプ・エキゾーストパイプのセメント部分から空気を吸っているのがわかり運転を途中で諦め修理することになりました。


長い距離を運転する鈴木さん、でも途中で圧が下がる


また、OSLSC会報31号でBR24製作と線路敷設の投稿記事で紹介された(会津若松市)梅宮さんですが今回は機関車の運搬手段がなくBR24は持参されませんでしたが自宅レイアウトで運転を楽しんでいるそうです。


子供に人気の新幹線


いつも何かを製作している尾内さんのドルテ


心地よいドラフト音を響かせて走行する渡辺さん


久しぶりにT5を運転する小野寺さん


自由型で孫と運転を楽しむ佐藤会長


一休みするC62のシバタさんと梅宮さん


いつも快調な猪俣さんのC62


バーベキューとおにぎりで昼食


今回は少し豪華に厚切りの牛タンを用意しました


仙台市西公園にある貴重なC60-1


化粧直しをしましたが配管・バルブが黄土色に塗装され違和感があります


2015年6月「蘇我運転会」報告

2015-06-12 13:55:27 | 投稿記事

花の駅の管理者変更で運転会に危機が

会員番号31-117
岸田  弘


6月の「蘇我運転会」は、7日(日)に「花の駅そが」で開催され、見学者を含め16組20名のメンバーが集まりました。


多くのメンバーが参加


この日の朝礼では、新理事長の石川(進)さんから「花の駅の管理者が辞退するとの情報を得た/確認のため千葉市側と連絡を取っているが、市側の都合で会えない」との、運転会存続の危機につながる報告がありました。また、「先月行った内周線の一部のずれ修正だけでなく、全線のずれも修正したい」との提案があり、全員が線路全体に散らばり、石川さんの合図で息を合わせ、全体を約25㎝、一気に東側にずらすことに成功しました。


朝礼では、運転会存続危機の報告が


全員で力を合わせ、レールを移動


みんなの息の合った作業に心も和み、駐機線では和気あいあいと蒸気上げが進みます。


和やかに蒸気上げ


好天に恵まれ、お客さまが定時前から集まり、10時10分前に運客開始。先月、町さんが披露した遊具利用のトーマス列車が好評だったため、石川(安)さんも、同じ遊具を利用した乗用車両を製作、EB10の前に連結し本線に出ると、トーマス専用の行列ができる人気ぶり。たくさんの子供の笑顔と親御さんの笑顔をいただきました。

新幹線・蒸気機関車・トーマスの3つの行列ができた駅では、トーマスに乗車する親子をうらやましそうに見る沢山の視線がありました。


定時前からお客さまが集まる


トーマスTシャツでトーマスに乗る


トーマスにみんなが注目


蒸気機関車での運客は成田さんのC21。時々駅でする「投炭と給水」にも、子供たちは目を輝かせていました。


蒸気機関車は力強く運客/成田さん


昼食時、現在の管理会社の社長から、石川(進)さんと岸田に、「花の駅の受託管理業務から撤退する/レストランとキャンドル工房も閉鎖する/今後の建物・植栽・線路の管理は市の判断による」との丁寧な説明を受けました。私共からは、「車両の持込み提供と運営をボランティアでやっていること/この運営のためにNPO法人を立ち上げたこと/毎月沢山の市民が楽しみにしていることを説明し、存続に向け、市側と話し合いの努力をすること」を伝えました。

自由走行線では、西本さんが先月の「あき」と「かもめ」のヘッドマーク製作で自信をつけ、今月は「下関機関区のかもめ」ヘッドマークを披露してくれました。このほかに、「かもめ」は「梅小路機関区」等全部で4種あるとか。奥さまの話しでは、「今はヘッドマークの製作にのめり込んでいる」とのこと。次は何が出来るのでしょうか。


今月は下関のかもめで/西本さん


友人から譲り受けたという0系新幹線を持ち込んだ鈴木さん。スケールは9分の一程度のショーティですが、N700と並ぶとかなり大きめ。新旧新幹線の併走を楽しんでいました。


新旧新幹線の併走/鈴木さん


咲き誇る花をバックに/大島さんとお嬢さま


先月の運転会でブリタニアを脱線させ、車軸の曲りやドレインを変形させた今野さん。部品交換や、溶変したドストルの交換等で見事蘇らせ、友人を乗せて満足気な笑顔を見せていました。


修理を終え、見事に蘇る/今野さん


この日の運客は953名。梅雨入り前の晴れの日に、賑やかな運転会が出来ました。市民の笑顔に応えるためにも、今後も活動を続ける努力をして行きます。


幌付けてみました

2015-06-06 10:29:18 | 投稿記事

幌付けてみました

会員番号62-62
澤井 清信


クラウスワゴンカーちょこっとおめかし。

5吋改造をしたクラウス快調ですが、クラウスはサイドタンク容量が少し少ない気がします。改造前からワゴンカーに水入れを取り付けて連通管で自動的にサイドタンクに給水出来る様にして居るのですが、そのタンクが100均一の樹脂タッパー容器の流用品・・・。少しは見栄えを良くしようと木目調のシールを貼付けたのですが何となくみすぼらしさがにじみ出ている。

そんな事を5月の運転会で話をして居ると、名古屋の駒田様から“覆い、幌をつけたら?”とのご意見を頂きました。言われてみればその通り!!目から鱗がポロリ!!

早速やっつけ仕事で作ってみました。遠目には“幌”に見えないではない。改良の余地山盛りですが、先ずは樹脂容器が見えなく成りました。今回は樹脂製素材でやってみましたが、布製でもう一つ作ってみたいと思って居ります。鳩目の小さな物が有ればよりリアル感が出せるのではとも思って居ります。