12月クリスマス法隆寺運転会

2014-12-25 14:03:03 | 投稿記事

12月クリスマス法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

 

冬至を翌日にひかえる、12月21日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて12月クリスマス運転会(澤井勝手命名)が行われました。天候は数日前の爆弾低気圧による荒天が嘘の様な、日差しの下では“ポカポカ”陽気の一日でした。参加者は45名程(13時半集計)と比較的ゆったりした運転会でした。


受付では来年の月例運転会のカレンダーが配られました。9月恒例の“ナイター運転会”が諸般の事情により開催されないとの事でとても残念です。


赤色の“サンタの帽子”が先着20名様限定で配られ、今年もクラブハウス前には雪だるまを乗せたサンタさん列車が飾られ嫌が上でもクリスマス気分が盛り上がりました。


サンタさんバルーン


サンタクラウス


サンタフリタ


快走


今月から“OS法隆寺冬期限定焼き芋隊”が結成されました!!松井様が居られなくなったので、個人的に焼き芋は無くなるな、と覚悟していたので少し驚きと感激でした。隊長は“片岡隊長(見習い)”が就任されました。女性隊員から隊長の心得等の指導をお受けに成られた様です。(ガンバレ!!片岡焼き芋隊長!!)


焼き芋隊、片岡隊長


11時45分からのミーティングでは、OS北田様より“鉄道博2015”の案内が有りました。来年1月10日(土)~12日(祝)に大阪ビジネスパーク(OBP)円形ホールにて開催されるとの事でした。是非お運び頂ければと思います。


会報に関しては63ページの大作で、現在鋭意編集中!!今年中の配信を予定しているとの事でした。なお郵送希望の方はOS北田様までお申し込み下さい。(有料です。)


集合写真はクラブハウスをバックに“サンタの帽子”で“ハイチーズ!!”(今月は澤井の弁慶号ちゃっかり写っています。)


集合写真


一頻り汽車を走らせて休憩していると、クラブハウス横のテーブルにクラウスが“立っている!!”植田様のクラウス。ドレンバルブの交換と締め付けとの事。3.5吋小型機の利点を最大限に利用したメンテナンス法!!5吋大型機ではこうは行きません。


立ちクラウス




今月の私
先月と同様弁慶号を持参しました。先月同様“バーベキューの廃炭”を使用しました。先月書いた“水洗い”は連日の寒さで止めました。(外でやったら風邪ひきそうでしたから・・・。)先月同様順調に走行出来ました。汽車を駐機場に置いて休憩していると、駒田様から“煙突の掃除も必要だよ!!”とご指摘を受けてしまいました。日頃のメンテでは“煙管掃除”は行いますが、煙突掃除はあまり行った事が有りませんでした。スチームオイルと石炭灰がこびり付いている事必至です。運転終了時の灰落としの時に割り箸でゴシゴシやってみました。確かに少し径が広く成った気がします。皆様もご注意下さい。


今年も一年ミニSLを楽しむ事が出来ましたので色々有りましたが“終わり良ければ全てよし“としようと思います。
毎回お目汚しの駄文で申し訳有りませんでした。
皆様良いお年をお迎え下さい。


四国鉄道文化館ミニSL軌道開設記念運転会

2014-12-16 13:20:33 | 投稿記事

四国鉄道文化館ミニSL軌道開設記念運転会
会員番号 81-01 
加藤 圭哉(香川県高松市)



愛媛県西条市は、平成26年7月、JR伊予西条駅南側に、四国鉄道文化館の第2期工事として、南館をオープンさせ、それに合わせて、待望のミニSL常設軌道が完成しました。延びのびになっていた使用開始でしたが、12月6日(土)・7日(日)の両日、そのオープン記念イベント『ミニSL運転会』が、開催されました。
四国鉄道文化館は、第2代西条市長で新幹線の生みの親でもある『十河信二(そごうしんじ)第4代国鉄総裁』の顕彰を記念するため、平成19年に十河信二記念館及び四国鉄道文化館・北館、観光交流センターの3施設一体で開業しました。そして、今年7月に、南館が新たに開業したのです。



DF50ディーゼル機関車



北館には、0系新幹線と四国で活躍したDF50形ディーゼル機関車1号機(走行可能機)が並べて展示され、南館には十河信二の雅号となったC57形蒸気機関車『春雷号』(その横に愛媛県松山市のIさん寄贈の5吋C57も展示)やキハ65形気動車、DE10形ディーゼル機関車1号機等が展示されています。いずれもきれいに整備され、今にも動きそうな迫力です。また、南館の外には、試験走行を終了したフリーゲージトレインの2次車両も展示されています。



C57春雷号と5吋のC57



今回北館では4日間限定で、0系新幹線の横に、四国西南地域の予土線で運行されている、今話題の鉄道ホビートレイン(キハ32の新幹線もどき)が並べて展示されるなど、この記念館ならではの話題に、たくさんの来場者がありました。



0系新幹線と鉄道ホビートレイン



さて、今回のミニSL運転は、西条市主催で四国ミニSL倶楽部が運転協力する形で開かれ、12月の寒い中ではありましたが、2日間で約1,200名もの親子に乗車いただきました。ミニSL軌道は、一周235mの8の字形の5吋&3吋半のOS3線軌条で、駐車場スペースの関係もあり、残念ながら最小曲線半径がR5mとなっており、少々曲線抵抗が大きいですが、OS製の大半の車両は走行可能です。駐車場の周囲と、芝生広場の周辺を回る8の字レイアウトというのも珍しく、平面交差が設けられているのが特徴?です。信号係員の手信号により、安全に走行する必要がありますが、当日は、西条市の職員の方々も、安全運行やお客様の案内に大勢携わっていました。



ミニSL軌道8の字レイアウト全景



固定レイアウトを使用しての運転会は、今回が初めてであったため、試行錯誤しながら準備から実施まで行われましたが、四国ミニSL倶楽部でも全面協力のもと、主要会員が集まり、また岡山県からもお二人の応援をいただき、延べ12両の機関車を走らせました。運転の詳細は、OSLSC会報に投稿しましたので、そちらでご覧になってください。



平面交差付近



【参加車両】
高知県 片岡さん コッペルのBテンダー
徳島県 井上さん 電動DB-10
         コッペルCタンク
愛媛県 玉井さん 伊予鉄風DL(電動)
         OS-クラウス
香川県 谷澤さん キハ65・58(電動)
    小山さん コッペルBタンク
    鎌田さん 100系新幹線
    木川さん 電動DL
    加藤   OS-T5
岡山県 白藤さん OS-4トラック・シェイ
    今川さん OS-C50(C21)



フリーゲージトレイン前の集合写真


西条市観光物産課では、普段使いのほか、年に1~2回、今回のような中規模な運転会を実施したい…と言われていました。設備的には、最小曲線半径R5mという制限や、1回に10両くらいという参加両数の制限がありそうですが、JR西条駅に発着する電車を眺めながら、すばらしい環境で走行を楽しめますので、OSLSC会員の皆様には、次回、春以降の機会を楽しみに、お待ちいただければと思っています。


西条・鉄道歴史パークin SAIJO のホームページ
http://s-trp.jp/index.html


2014年12月関東支部「八王子運転会」報告

2014-12-16 11:06:11 | 投稿記事

衆院選の日。寒波襲来の中、暖かい日差しに恵まれて
会員番号31-117
岸田 弘



12月の八王子運転会は衆院選投票日の14日(日)に開催されました。この日、日本全土が寒波に覆われ、八王子の最高気温は今冬最低の7.4℃。それでも、10組13人の仲間が防寒具に身を固め、集まりました。一日ゆっくり運転を楽しみたい私は「期日前投票」を済ませての参加です。



今冬一番の寒さの中


今回は、事前に武田さん、石川(安)さんが枕木交換を済ませ、仮置きした直線レール15m分を、走行前に締結と路盤へ固定する作業をしました。この枕木、7月の運転会報告でも紹介した、通称アイアンウッドと呼ばれるボルネオ産の「ウリン」。下穴が短いと先に進まず、電動ドリルの力でステンレスネジの頭が切断されてしてしまうほどの堅木です。多くのメンバーが参加しましたが人手の割に作業が進みません。苦闘1時間20分、やっと10時10分に作業を完了しました。



皆でレール締結と固定


落ち葉掃きとレール締結に参加後、今年誕生したお嬢さんの育児応援のため帰宅する「育メン」の清水さんは、フォルテを一周させただけで撤収です。



育メンは早めに切り上げ(清水さん)


佐藤(透)さんは、真っ赤なED75の補機を3か月で造り上げ、堂々の重連運転を楽しんでいました。補機には動力装置はありませんが、運転席を造り込み、製作そのものを楽しむ様子がうかがわれました。



堂々のED75重連(佐藤(透)さん)



赤い鉄橋を通過(石川(安)さん)


今回は団体関係のお客さまも少なく、4人のお客さまのために、加納さんがコッペルに重い乗用客車を連結し、運客サービスをしていました。



お客さまを乗せて(加納さん)


吉岡さんは、年賀状用の写真撮影のため、「国鉄運転士のなっぱ服、帽子」で正装しての参加です。T5改8100が、タイミングよく安全弁を吹き上げてくれました。



年賀状用写真撮影(吉岡さん)


夜勤明けに佐倉市から駆け付けた守田さん。愛機C21と奥さまを連れて、今年2回目の参加です。奥さまと一緒の笑顔を見ると、仕事と趣味をバランスよく楽しんでいる様子が伝わります。



夜勤明けにこの笑顔(守田さん)


岸田は、すっかり「鉄分が浸み込んだ4歳の孫」と小田急10000型で参加。孫は、皆さんの愛機に次々乗せていただいて、たっぷり楽しんでいました。



陽光の中を行く(岸田)


鶴見さんは、「枕木交換テント内で使うスチール棚」をお仲間から譲り受け、届けに来た後一旦自宅に戻り、改めてBR-24を積んで参加。しっかりした棚をありがとうございました。



BR-24快走(鶴見さん)


この日も機関車を置いて、落ち葉掃きとレール交換、保線等サポート作業をしてくださった武田さんには小田急10000型での走行を楽しんでいただきました。



小田急10000型を運転(武田さん)


大島さんは、午前中はコッペルを、午後はEB210で楽しんでいました。


朝は芝生一面霜で白くなり、今冬一番の寒さの中でしたが、暖かい日差しに恵まれ、ゆったりとした運転会となりました。その日差しも午後には雲に遮られ、肌寒くなった頃、守田さんの奥さま手づくりの「ぜんざい」が振る舞われ、メンバー全員体の中から温まることが出来ました。



熱々のぜんざいで暖まる


素晴らしい仲間と一緒に本年最後の運転会を暖かく、美味しく収めることが出来ました。ありがとうございます。そしてごちそうさまでした。


2014年12月「蘇我運転会」報告

2014-12-16 10:50:44 | 投稿記事

最高気温10℃の中で
会員番号31-117
岸田 弘




12月の蘇我運転会は、前日から日本列島に冬将軍が訪れ、厳しい寒さを感ずる7日(日)「花の駅そが」で開催されました。この日の千葉市内の予想最高気温は10℃。それでも12組16人のメンバーが防寒具に身を固め参加しました。



気温10℃の中で


市内に住み、毎回2両の機関車の他、客車等大量の機材を持ち込む石川(剛)さんは、軽トラックに後付したパワーリフター・ミニを披露してくれました。最大荷重100㎏、収納時は高さ900㎜に収まるコンパクトな電動リフターです。極東開発製で取り付け費を含め25万円程度とのこと。ワンボックスカーの荷室にも取り付け可能な優れものです。年々歳を重ねるメンバーの注目を集めていました。



軽トラック用リフト


久しぶりの参加となる大石さんご夫妻。デフを付け各所をC56風に改造したC21で、奥さまを乗せ楽し気に走り回っていました。



奥さまの笑顔を乗せて快走(大石さん)


ご夫妻での参加が常連の西本さんも、ディテールアップしたC62の安全弁を吹きながら快調に走ります。が、内周線から外周線に渡るポイントで、先輪の脱線が頻発し、みんなで原因を探ります。石川(進)さんの見立てで、三線軌道のガードレールのクリアランスが狭く、第一動輪が抑えられることで先台車の左右動が抑えられるためと分かり、ガードレールのクリアランスを1㎜程度広げ問題解決しました。



この後、脱線に手こずる(西本さん)



脱線の原因を皆で探る


大島さんとお嬢さんの運転するC62では問題なく、先台車の復元装置に手を加えた西本さんや石川(剛)さんの技巧舎のC62で、発生するようです。



ボイラー検査を合格して(大島さん)


石川(安)さんは、機関車に取り付けたウェアラブル・ビデオカメラ(写真の○の中)の映像をWi-Fiで飛ばし、タブレットで確認するテストをしていました。毎回何か手を加え、これを楽しんでいるメンバーの一人です。



Wi-Fiテスト中(石川(安)さん)



今月も快調に(馬場さん)


運客線では、この日の始発列車のお客さまはたった2人。武田さんの指導で、4歳の石川(剛)さんの息子さんの運転で、駅を出発します。



始発列車のお客さまはたった2人


急激な冷え込みのせいか、いつもより少ないお客さまで乗車待ちの行列も短く、N700系新幹線と大石さんのC21改と、成田さんのC21が交代で走る蒸気機関車に、何度も繰り返し乗り比べ、楽しんでいました。



寒さの中、力強く走行


この日の乗客は694名。午後には陽が陰って一段と肌寒くなった運転会でしたが、師走の一日をゆっくり楽しむことが出来ました。


11月法隆寺運転会

2014-12-01 16:16:23 | 投稿記事

11月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

 

気候が一ヶ月逆戻りした様な、風もなく“小春日和のポカポカ陽気”になった11月22日(土)に、OS法隆寺レイアウトに於いて11月月例運転会が行われました。今月は土曜日である事と好天に恵まれ各地でイベントが行われていたためか、参加者は30名程(13時半集計)のゆったりした運転会でした。


いつものように開門を待ってダベッていると、西名阪自動車道上で故障車による渋滞が発生し、東住吉の本社からレイアウトに向かっている北田様の到着が9時に間に合いそうも無いとのことで、受付は後にして20分程早い入場となりました。


参加クラブ員は少なかったのですが、当日は“ボイラー検査”の方が多く、私を含め私が確認しただけでも6名居られました。その中のお一人吉田様は弁慶号をご持参なされ、通常はショーケースに入れて居られるとの事で「8年ぶりの運転や!!」「何処から水入れるのやったかな?」とボイラー検査も楽しまれておられました。


11時45分からのミーティングでは、OS北田様より“鉄道歴史パーク in SAIJO四国鉄道文化館南館”の案内が有りました。7月20日にオープンした文化館南館にはC5744、DE10 1、フリーゲージトレイン2次車等の展示が有ります。総延長235mのミニSLレイアウトも併設されているとの事です。レイアウトは“8の字“で途中にクロッシングが有り小判型とは趣を異とする走行が楽しめると思います。なお12月6,7日にOSLSC会員加藤様主催のミニSL運転会が催されます、お運び頂ければと思います。 (8の字は私がミニSLを始めた頃法隆寺レイアウトにも小さいのが有り、本線に出るまでの練習線だったことを懐かしく思い出しました。)


内山編集長からは会報原稿の締め切りが月末ですとのアナウンスが有りました。製作記事等々鉄道関係ならオールOKですので奮ってご投稿頂ければと思います。


集合写真は紅葉真っ盛りのモミジをバックに“ハイチーズ!!”

 



京都八木様のC21、いつも快調に最外周を走行されています。今回はメインロッドをニッケルメッキされたとの事、科学の先生、綺麗な仕上りでした。ベアリングを入れたままメッキされ、ベアリングを傷めない様に手早くされたとの事でした。




比較的レイアウトが空いていたので快適に走行を楽しまれた様で、13時半頃には後片付けをされておられ、14時半には多くの方が帰路につかれました。




今月の新人
クラブ員の方では無く、OS期待の星、新入社員小林様を紹介します。出身は岩手県20歳、趣味は鉄道で主に機関車が好きとのこと、しかし、今回初めて蒸気をみて面白そうだと思われたとのことで、今後の汽車・電車の新開発が楽しみです。OSLSC運転会の対応は若手片岡様と交互に担当されるとのことです。




今月の私
先月と同様弁慶号を持参しました。検査も切れましたので、今月検査を受けました。なにせ古い汽車(最初に購入した機関車)20年選手・・・メンテはして居るつもりですが、やはり検査は緊張します。学生の時からテスト・考査の単語を聞くと気分がブルーに成ります。しかも今回は先出のように多くのクラブ員の方が待ち状態・・・。水を張りハンドルを煽る事数回、水位計の上部から水が一筋流れ落ち“今回は落第か?”と思いましが、袋ナットを手で少し増し締めすると流れは止まり、圧力を維持出来ました。立会人の三宅様から“OK!!立派なもんや”のお言葉とサインを頂き、無事終了しました。  今回は燃料に職場の“バーベキューの廃炭”を試用してみました。以前から使用出来るのではないかと気になっていたのですが、なかなか実行出来ずにいました。消し炭なので着火性は良いとは思うのですが火力が少し心配でした。いざ使用してみると、廃炭ですので色々な炭(木炭)が様々の状態で混ざっており、燃焼時に火室の中で破裂音有り、煙に香ばしい香り有りで面白かったです。熱量に関しては投炭回数が多く成りますが十分走行可能でした。煙管掃除に関しては灰が多少着いている程度でタール分が無いので行わなくても良いかも知れません。今回は廃炭をそのまま使用しため、煙突からかなりの量の粉炭の灰が出ました。次回は一度洗って粉炭を除去したもので再度トライしようと思います。

検査待ち


後始末

 

廃炭