10月神戸フルーツフラワーパーク運転会 神戸市のミニSL運転会

2012-10-31 09:17:25 | 投稿記事

10月神戸フルーツフラワーパーク運転会神戸市のミニSL運転会報告


会員番号62-62


澤井 清信 様



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秋のフラパ

神戸市のミニSL運転会、春は汐の香りのメリケンパーク、秋は花咲き乱れるフルーツフラワーパークと定例化されて居り、今回の第5回FFP秋運転会も東は千葉県、西は広島県から、汽車・電車合わせて52輛(参加者112名)が集まり、10月13,14日に賑やかに楽しく行われました。

Fromhigh

FFPは開園20年目ということで“ありがとうキャンペーン”が行われており、ミニSL運転会だけでは無く色々なイベントが企画されています。(神戸モンキーズ劇場は無料講演との事です。)

Pit01

Pit02


13日朝8時よりレール敷設、皆様のご協力により1周435mのレイアウトも9時半にはほぼ完成しました。(古橋様調整・メンテありがとうございます。)午後の運客開始までは調整・テスト走行の時間、ゆっくりと気兼ねなく走行出来ました。道床が石畳なのでレールジョイントの音が心地よく響き、いつもの法隆寺とは一味違った走行感覚が楽しめます。

参加車輛も多彩で、蒸気も大型機C57、86、C58と法隆寺ではお目に掛かれない汽車の参加が有りました。面白い所では東京からご参加のM賀様の“フォルクスワーゲン”最初参加車輛リストでは“車か?”と思ったのですが、子供乗用のフォルクスワーゲンボディーに台車が取り付けられて居り、後ろから電動で駆動する構造。ボディー部にもお子さん一人は乗車可能な電車でした。お子さん達に人気上昇間違いないアイデアと感服いたしました。新幹線、ドクターイエローも大人気でした。

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ワーゲン

Train

Yellow


OS製ではC21、コッペル:各4輛、T5、シェイ、BR:各2輛、マウンテン1輛、クラウス5吋改:5輛、トラム2輛でした。他にOS製電動台車を用いた自由形が多数参加されました。

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コッペル

13日、12時半からのドライバーズミーティングでは、内山様からくれぐれも事故の無い様にとの事でした。(春のメリケンパーク運転会から無事故記録更新中!!)FFP関係者、イベントスタッフ、科技高OB、FFP運転会初参加の方の紹介の後皆で集合写真に納まりました。

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集合

初日は13時から16時までの運転で600余名のお客さんにミニ鉄道の旅を楽しんで戴けました。2日目は9時半から12時、13時から15時までで1000名弱、トータル約1500名のお客様にご乗車戴きました。なお乗車料金はお一人100円頂戴しましたが、12月の神戸ルミナリエに寄付させて戴きました。(ご協力有り難うございました。)

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青木さん

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中村さん

Nakagawa
Mr.Nakagawa

Sawai
Mr.Sawai

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梶本さん

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極田さん


初日の最後には大型蒸気C57、C58×2輛、86の4重連が行われ、32名の参加者・スタッフを乗せてレイアウトを2周しました。さすがに大型機迫力満点でした。

Photo
4重連

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最終列車
 
今回の私
持参車輛は夏休みやっつけ仕事の切り欠き屋根付き“クラウス5吋改”を持って行きました。M本様が14日ご参加で、私は13日のみの参加でしたので、13日は5吋改のクラウスが4輛集まりました。(7月の世羅+梶本様の汽車)運転会終了後にお城をバックに4輛の撮影会を行いました。気がつくとG田様のクラウスのスティームドームとシリンダー周りが“ピッカピカ!!”当日朝からこの撮影会のために磨かれていたとの事。私の汽車は全く磨いていなかったので、少し見劣りしそうなので一番左端に目立たない様に置きました。

当日は仕事場の友人2家族も遊びに来てくれ、クラウスの曵くミニSLの旅を無理矢理2周ずつ楽しんでもらいました。澤井としてはいつになく真面目に運転しました。

クラウスは元々3吋半ですので、乗客を沢山乗せて走るという訳には行きませんが、乗車待ちのお客さんに“あんな小さな汽車でも走るんだ!!”と割と注目されて居たと思います。手軽に運べてそれなりに楽しめる良い機関車だと思います。

4men

Classic

Dine


2012ウィンター走行会

2012-10-31 08:51:34 | お知らせ
今年も下記のとおり、ドリームランドせらにおいて、ウィンター走行会を行います。
綺麗な星空の下で走行しませんか。
皆様のご参加をお待ちしております。




日 時   平成24年12月1日(土)午後1時~午後9時
      平成24年12月2日(日)午前10時~午後4時

場 所   ドリームランドせら
住 所    広島県世羅郡世羅町黒渕518-1
      せらワイナリー内

参加費   12月1日(土) 4,000円
      夕食込み(うどん・おでん・豚汁・おむすび)
      ※ただし、会員は走行料無料、夕食代2,000円のみ       
      *飲み物は各自持参してください*
      12月2日(日)2,000円
      ※ただし、会員は走行料無料

申込方法   松本 090-7972-0670まで

申込締切  11月21日(水)



*注意事項* 
・運客ボランティアはありません。  
・ゲージは5インチと7.5インチです。3.5インチはありませんのでご注意下さい。
・宿泊ご希望の方は、11月10日までに、090-7972-0670(松本)までご連絡下さい。世羅町内のビジネスホテルをご予約致しますが、満室の場合はご容赦下さい。当日、施設のホールを借りて解放しますが、ご利用される方は、2,000円を頂きます。(極寒です。十分な準備を!)
・昼食はワイナリー内のレストランをご利用頂くか、ご自身にてご準備お願い致します。


新居浜高専『あかがね工業博』

2012-10-24 10:39:46 | 投稿記事

ミニSL運転会に参加して
会員番号81-01
加藤 圭哉




平成24年10月6日(土)・7日(日)の両日、新居浜工業高等専門学校(鈴木幸一校長・愛媛県新居浜市)において、ミニSL運転会が開催されました。これは、新居浜市政75周年及び新居浜高専創立50周年を記念して、『あかがね工業博』が開催され、その一環として、機械工学科の学生が中心となり、ミニSL運転会を行ったものです。新居浜市は、住友グループ発祥の地であり、江戸時代より銅山で栄え、鉱工業と共に発展してきました。それ故愛媛県では、県都松山市ではなくここ新居浜市に、工業高等専門学校が創立されたのも頷けます。(ちなみに、OSのFさんは、ここ新居浜高専の卒業生です)

さて、以前から新居浜高専では、ミニSLの製作や運転に積極的に関わってきていました。というのも、新居浜市の南に位置する別子銅山からの銅鉱石の輸送に際し、明治26年にドイツ・クラウス社のBタンクを導入し、銅山近代化を推し進めていったわけですが、新居浜高専の機械工学科では、その機関車の再現にも力を入れているのです。
 今回は、我々『四国ミニSL倶楽部』のメンバーが、盛大に協力させていただこうと、運転例会としての参加をお願いしたところ、快く了承いただきました。高専では、毎年行われる学園祭にも、運転を計画してみたいので、レールを自前で持とうと、夏休み返上で、一周180m(一部複線及び待避線)の線路を作り上げました。流石、機械工作はお手のものです!(分岐器は、優秀なOS製を使っています)

初日は朝10時から、四国経済産業局長さんや新居浜市長さんをお招きした工業博のテープカットとともに、一斉に汽笛吹鳴が行われ、ミニSLが走り始めました。なお、初日の機関車両数は6両、二日目は5両でした。
 高知からは、久保田さんの『土佐電気鉄道100形路面電車(愛称ハートラム)』が参加。低床式3車体連接構造のユニークな電車です。行き先表示に、後免駅行きですので、『ごめん』と書かれており、まるで謝っているように走っていました。

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もう1両高知県から、片岡さんの『コッペルBテンダー』が息子さんとともに参加。最初、水ポンプの調子が悪かったのですが、すぐに修理し、軽やかに場内を走っていました。なお、息子さんは本物の土佐電気鉄道の運転士さんですので、上記のハートラムの本物にも乗務しています。

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香川県からは、中條さんの『700系新幹線レールスター』が参加。すべて手作りですので、運転例会の度に、台車や制御回路などに工夫改良を行い、だんだん完成度を上げてより安定した走行を行っていました。(初日のみ参加)

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小山さんも香川県から、『コッペルBタンク』での参加です。
この機関車は、片岡さんの『コッペルBテンダー』と姉妹機関車で、サイドタンクが付いているか、テンダーを連結しているかの違いで、他はほとんど同じ構造をしています。徳島県の機関車作りの名人『納田正昭』さんが製作したもので、本体は真鍮板、ボイラーも高温ハンダですべて自作しているものです。

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もう一人香川県から、鎌田さんが息子さんとともに『100系新幹線』で参加。流石に元イベント用の車両だけに、一度に大勢が乗車しても、安定した走行で、運行の中心となっていました。(2日目のみ参加)

愛媛県からは、単身赴任中の私・加藤が『OS-T5』で参加。最近、出力不足や燃焼の調子が本調子でなく、オーバーホールしてやりたいのですが、その時間が取り難いのが実状です。

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もう1両、新居浜高専の機関車『OSドルテ』がありましたが、残念ながら調子が悪く、走行に至りませんでした。レール作りに専念し過ぎたためか(?)、機関車整備に時間を割けなかったのかも知れません。

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夜は久しぶりに、『四国ミニSL倶楽部』の懇親会を、新居浜高専の先生を交えて、新居浜駅前の『別子荘』にて、夜遅くまで繰り広げられ、様々な情報交換が出来たのは、言うまでもありません。楽しい泊まりがけでの運転例会を、度々行いたいと思っています。

天気にも恵まれ、二日間で、ご来場者数が約7,000名、そのうちミニSLにご乗車いただいた方は、約2,000名ということでした。
この度お世話になった、新居浜高専の松田先生はじめ関係者の方々には、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。有難うございました。


2012年10月関東支部「八王子運転会」報告

2012-10-19 14:29:27 | 投稿記事

家族が集まり大賑わいの秋の運転会
会員番号31-117
岸田弘




9月の彼岸まで真夏日が続き、やっと最高気温が25℃前後になった10月14日(日)、関東支部運転会が八王子の某団体施設のレイアウトで開催されました。今年も暑さを避けて8月9月の運転会が開かなれなかったため、久しぶりの運転会に朝早くからメンバーが集まりました。また、陽気が良くなったので「奥様同行が3組、家族の参加が4組」と大賑わいの運転会になりました。

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家族が集まり大賑わい


八王子運転会場の課題の一つが、レイアウトに使われている木製枕木の経年劣化対策です。木材の組成が劣化し、枕木を固定しているネジが利かなくなっているため、保全対策の検討を始めています。この日は石川安夫さんから、対候性の高い木材に交換する場合の方法と費用について、佐藤猛さんからは樹脂浸透法の試行と提案が行われました。レイアウトの所有者は団体ですが、メンバーの人手を活用して保全対策のお手伝いが出来ないか、知恵を出し合っています。
運搬用にボディを2分割した石川安夫さんのN700は、ネジ4本で一体化した後、早速お嬢様がお母様を乗せて走ります。N700は運転が簡単にできるため、石川さんの友人家族、お嬢様家族、その友人家族に車両を解放。皆さんにミニ鉄道の楽しみを経験してもらっていました。


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分割新幹線の接続/石川さん

N700
母娘列車/石川さん(N700)


守田さんの奥様も、ご主人がC21の蒸気上げをしている間に583系を運転。遊びに来ていた親子を乗せて、運客サービスをしていました。守田さんは「妻は蒸気に関心がなくて…」とボヤキながら、投炭をしていました。

583
奥様も運転士/守田さん(583系)


岸田の家族は、「妻、息子と2人の孫娘」が参加。2両連結になった小田急10000系を息子が運転し、岸田は、会報用の写真撮影をしながら、初参加の孫娘の写真とビデオの撮影に、レイアウトの回りを走り回っていました。八王子レイアウトは緑の木々に囲まれ、絶景のポイントが沢山あります。

10000
家族の笑顔を乗せて/岸田さん(小田急10000型)


佐藤透さんはS6で参加。現在キハ20を製作中とのこと。完成が楽しみです。

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至福の時/佐藤透さん(S6)


暫くぶりの参加となった木島さん。自由型の小型DLで余裕の運転ですが、「電動はやることがなくて…」と贅沢な悩み。今度はどのSLで参加するのかな?。

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ひとり林間を行く/木島さん(電動DL)


この日の運転会のために昨日までに稲刈りと脱穀を済ませてきた清水さん、愛機フォルテをたっぷり楽しんでいました。

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長い勾配を行く/清水さん(フォルテ)


一年ほど前からS6の全般検査を進めていた鶴見さん。仕上がった機関車に跨って久しぶりの爆走を楽しみ、「オイルが空になった」と笑顔を見せていました。

S6
今日も爆走/鶴見さん(S6)

「乗り心地の良い木製枕木/緑に囲まれた全長330mの絶景レイアウト」に皆さんもぜひ参加ください。


枕木補修テストの結果を見る佐藤猛さん
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澤井の“大ポカ!”報告

2012-10-19 14:16:00 | 投稿記事

澤井の“大ポカ!”報告


会員番号62-62


澤井 清信 様




過日、汽車はブリタニアで可愛い園児さんを乗せての幼稚園の運転の時、テンダーへのリターンの水量が少ない様な気がした。
ブリタニアは軸動ポンプが2本有り比較的勢い良く水が帰って来るのだが、その時はそうでも無かった。
園児さんの乗降中にハンドポンプで補水をした。

無事運転会が終わったので、その様な事をすっかり、どっかり忘れていたが、たまにはメンテをしようとテンダーを久しぶりに磨いてみた。
軸動ポンプ用配管の途中に“濾網”を接続している。
昔ラジコンで使っていた燃料フィルターの流用。使用の理由は軸動ポンプへの異物混入の防止である。
メンテ時、たまにはフィルター(濾網)でもと思って分解すると、網がフェルト状態!!
何年も確認していなかった。
口にくわえ息を吹き込んでもかなりの抵抗が有る。
軸動ポンプの給水不足の原因が判明!!

よかれと思って付けたパーツが不調の原因とは、怠け者のトホホな事例でした。

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