6月の真夏日にもめげず
会員番号31-117
岸田弘
6月の蘇我運転会は、全国400ヶ所以上の気象観測点で真夏日を記録した1日(日)、「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。6月初日の真夏日とあって、暑さに慣れないメンバーは「暑い暑い」と言葉を交わしながら、乗客の安全を第一に運客に汗を流しました。
駐機場では大西さんがBR-24のキャブ屋根に取り付けたアクションカメラを取り囲み、「ヘリコプターに取り付ければ航空写真(動画)が撮れる/キャブ下から動輪とロッドの動きを撮ったら」と話が弾みます。
隣では、馬場さんのC62を前に、西本さんと「砂箱蓋のディテールアップやドレイン閉が長柄のスコップで簡単にできる仕掛け」等、苦労話(楽しみ話?)が聞こえます。
ビジター参加のJGR大阪さん(動輪舎C58)からは、木質材に灯油を浸み込ませた「文化たきつけ」の紹介があり、西本さんがこれを分けていただき、早速試していました。灯油に木材を浸すよりも手間入らずで火力も強く、石炭への着火には優れもののようでした。
ミーティングでは「熱中症に注意を」とお互いに確認し、定時10分前に石川安夫さん(EB10)の始発列車が出発しました。
乗車駅には、暑さ対策のための「棚」が新たに設置されていました。「藤やキウイ」が育つのは1年後となりそうですが、管理責任者の久保下さんの努力で、施設も着々と充実してきています。
守田さんは583系を運客線に出し、蒸気機関車が蒸気上げをしている間、運客に努めます。最大乗員は2名ですが、特急電車が牽く家族貸切列車として親子連れに人気でした。
昼食後にいつもの「集合写真」の撮影。蘇我運転会は車両を持ち込まないで、運客要員としてお手伝いだけに参加するメンバーも多く、この日も吉岡さん、青木さん、千脇さん、西本由里子さん等の協力をいただきました。
大島さん(コッペル・ED201)は、2組の職場の友人家族を誘い、お嬢さまの沙桜里さんとミニ鉄道の楽しみを伝えていました。
石川進一さん(EF57)は、3歳の孫隼くんに運転を任せ、優しいまなざしでこれを見守っていました。小さなマスコンを握る隼くん、なかなか様になっていました。
運客線では大西さん(BR-24)、成田さん(C21)、武田さん(N700)も交代で活躍。今回は何故か、SLの方が人気が高かったようです。