2016年3月関東支部「八王子運転会」報告

2016-03-22 11:44:18 | 投稿記事

2016年3月関東支部「八王子運転会」報告
春の訪れを感じながら
会員番号31-117
岸田  弘

3月の八王子運転会は、東京の桜の開花宣言が「今日か明日か」と期待される20日(日)に開催されました(実際の開花日は翌日の21日でした)。春分の日とあって暖かい日差しと気温に恵まれ、絶好の運転会日和となりました。久しぶりの好天に、メンバーの家族も多く参加し、沢山の子供たちの笑顔が見られました(集合写真を昼前に撮ったため、午後から参加の方が写っていません)。


春の暖かさに誘われて


石川(安)さんのトーマス列車は幼児に大人気。先頭の運転席に座って警笛等のボタンを押して大満足です。


トーマスは子供に大人気/石川(安)さん


久し振りに参加の玉田さん。今回はフォルテで参加し、走り始めますが何か変。バルブ調整不良ではないかとリンク機構をチェックする中で、ボイラーの前下がりに気づき、3分割の下回りを内側から見ると、第一動輪と第二動輪の天然ゴム状のクッションの「へたり」を発見し、この部品の交換か第三動輪同様、スプリングへの交換が必要と分かりました。「久し振りの参加だが、日常の点検・確認が重要」と反省していました。


久し振りの参加/玉田さん(フォルテ)


鶴見さんは譲り受けたBR24の力行中の異音に気づきチェックするとフレームに固定するシリンダーブロックのビス8本の緩みを発見。古橋さんの収納フレームを借り、結束バンドで動輪を固定し、機関車を横にしたり裏返ししたりしながら、シリンダーブロック固定ビスの締め付けを試みますが、六角レンチが届かず上手くいきません。「持ち帰ってボイラーを降ろして…」とあきらめかけた時、BR24を組み立てたことのある町さんが、「先輪を外せばフレーム裏からできる筈」とアドバイス。武田さんが手を貸し、広い作業スペースを得てしっかりと固定することができました。古橋さんの収納フレーム/町さんの経験/武田さんの作業手伝い/メンバーの(機関車を横倒しする)力等々、多くの知恵と力を集めて、短時間に作業を終えることができました。というわけで、集合写真は「この横倒しの機関車」をみんなで囲んでパチリ。「機関車の組み立てに当たっては、仮締めの後の本締めを忘れるな!」が教訓です。


思わぬトラブルに大苦戦/鶴見さん(BR24)


結局、先輪を外して/作業を手伝う武田さん


緊急修理を終えたBR24は、試運転後、楽しみに待っていた鶴見さんの孫家族を乗せて出発。


大修理を終えて快調に走る/鶴見さん(BR24)


登り勾配を力強く/古橋さん(8600)


黒光りする機関車で/矢島さん(コッペル)


大山さんのドルチェも、孫家族を乗せて春の日差しの中気持ち良さそうに周回します。


孫たちの笑顔を乗せて/大山さん(ドルチェ)


林間を行く/大島さん(コッペル)


鉄橋通過/佐藤(透)さん(S6)


岸田の小田急10000型は、4人の孫が揃い、にぎやかに下り勾配を駆け抜けます。


紅梅の下、勾配を下る/岸田(小田急10000型)


春の訪れと共に、子供たちの笑顔が集まる運転会でした。


平成28年3月法隆寺運転会

2016-03-16 14:38:08 | 投稿記事

平成28年3月法隆寺運転会

会員番号62-62
澤井 清信


前日の天気予報では季節が一ヶ月逆戻り予想の3月12日(土)OS法隆寺レイアウトに於いて“3月法隆寺月例運転会が行われました。

予報通りの気温でしたが風も雲も無く日差しの下では“もう春!!”と思える運転会日和でした。年度末の土曜日でしたが、参加者は48名(14時集計、見学者含む。)と大盛況で和気あいあいの楽しい運転会でした。
暖かな日差しでしたが、焼き芋が振る舞われ。小腹の空いた運転後の焼き芋は最高の味でした。

JR桜井線

当クラブ最年少ライブスチームオーナーの中野様が久しぶりにお父様とご参加されました。(車の運転免許が未だ取得できていないので、お父様と同伴)背丈が大きく成ったなと思っていたら、4月から東京の大学に進学との事。C62は持って行くのか伺ったところ、BR24が東京の居所に配達予定との事で、今後は関東でライブを楽しまれるそうです。(ちなみに工学部とのことです。)



  
11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。OS新製品のアナウンスが有りました。新製品と言ってもロコでは無く“OSロコキャップ”色は黒とモスグリーン、フリーサイズ、価格は2700円(税込み)、型はワークキャップスタイル。金糸銀糸で新ロコの刺繍有り。運転会でも購入頂けますが、通信販売ですのでOS北田様まで。(当HPに詳細記事有り。)

内山編集長から神戸メリケンパーク運転会の参加募集は3月25日までとのことです。神戸港開港150周年記念事業でメリケンパークの大幅な改良計画が有るとの事で、大規模なミニ鉄道運転会は今回が最後かも知れないとの事でした。奮ってご参加頂ければと思います。(今回は運客可能な方のみの募集で、フリー走行不可です。)
  
集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
(今回は片山様のマウンテンをメインにとの事でしたが、今回もチャッカリ赤いロケット号も映り込ませてあります。)



 
本当に日差しの下では暖かな一日でしたので昼食をベンチ等で摂られる方が多くクラブハウスは閑古鳥でした。クラブハウスでは名古屋の駒田様が持参されたビデオが再生されていました。以前OSで販売されていたライブスチームを紹介するテープやクラブ員の方が撮影された月例運転会、ナイター運転会の映像が流れていました。小川会長様や松井様の30数年前の若いお姿が有りました。ナイター運転会映像では社員の奥様と思われる女性の方々が接待をされている映像が有り、小川会長様のライブスチームに掛ける熱い思いが感じされました。懐かしかったです。



内山編集長もピッカピカに磨かれたロケット号を持参され走行されたのですが、走行中にスライダー(CY15)とピストンロッドを繋ぐテーパーピン、スライダーと主連棒(VG1)を繋ぐピン(CY17)が外れるトラブルに見舞われました。テーパーピンは北田様より供給されましたが、CY17は直ぐにはないので部品発注となりました。そんなこんなの話をクラブハウス前でしていると。極田様が『ピン有ったで~!!』皆が小さなパーツでしたので諦めていたのですが、極田様は湛然に探しておられたとのこと。枕木の下に隠れていて頭が少し出ている状態だったとのこと、驚きです。何方かが「内山さん汽車磨くのも良いが、ネジも締めんとな。」で一同笑い!!パーツ発注取りやめで北田様の「営業成績が下がるわ~!!」で一同大爆笑!!


暖かで和やかな良い運転会でした。

今月の私
今月も赤いロケット号を持参しました。快調でした。当日は家内が仕事で参加出来ませんでしたので、殆ど写真が無くすみません。

先にも書きましたが、ピストンロッドを繋ぐ“テーパーピン”はわりと外れやすいです。以前に私もロケット号で経験しました。走行中“カチカチ”と音がしだします。テーパーピンは2mmφ程度ですので応急では2mmビスで対応可能だと思います。他の汽車も可能性が有りますので時々は小さなハンマーで機関士の様に“コツコツ”と叩くのも風情が有って良いかも知れませんね。



追伸
当日はレイアウトの横のレース場のメンテナンスもエンジン担当の社員の方がされていました。13日にレースが開催されるとの事でした。湛然にゴミの掃除をされ、その後何やらスプレーで走行面に薬液を散布されていました。伺った所アスファルトの保護剤と事でした。それも一度に散布するとムラ等があるので、何回にも分けて散布する必要が有るとのことでした。いろいろご苦労が有るのだと初めて知りました。レース場が“立ち入り禁止”に成っている意味が良~く判りました。




2016年3月6日「蘇我運転会」報告

2016-03-08 10:39:35 | 投稿記事

2016年3月6日「蘇我運転会」報告
会員番号 31-134
武田 光市


午前中から雨の予報の中3月蘇我運転会が行われました。


集合写真


何の根拠も無いのですが、「OS関東運転会は雨に降られない」とのジンクスを今回も的中させて、時折小雨がパラパラと降りましたが中止に至らず運転会は行われました。
気温も上がり、朝の寒さの中参加した会員は着ていた防寒具を1枚、又1枚と脱ぎ、まるで脱皮していく虫のようでした。


大島会員運転の新幹線


馬場会員は石川(安)会員のEB-10を運転


大石会員


西本会員運転のC11


蒸気上げの守田会員


石川(剛)会員とお子さん


佐藤(猛)運転のトピー


運転会場には石川理事長がオークションで購入したエアーで動く腕木式信号機が設置されました。場内進入と出発予告腕木信号機と出発腕木信号機の2種類です。今までは目視で場内に進入していたのですが、今回は信号機に従って行動しました。
共にエアーで駆動し、その動きをケーブルに伝えて動作する物です。


出発信号機


場内進入信号機


今回の運転会では新幹線に乗車のお客様がデジカメ撮影中にバランスを崩して車体と一緒にこけてしまいました。幸いにも芝生の上に転落したため怪我をする事も無く無事でした。
運行中の写真・動画の撮影はバランスを崩す恐れがあるため禁止していたのですが、隙を突かれてしまいました。
お客様に怪我も無く良かったのですが、新幹線のコントローラーに大被害が生じ、ケーブルが強い力で引っ張られたために中の配線が半分以上引きちぎれてしまいました。

夕礼では運行速度の徹底と、乗車マナーの徹底を確認し合い終わりました。


2016年2月関東支部運転会/番外編「小平加藤邸運転会」報告

2016-03-03 15:49:52 | 投稿記事

2016年2月関東支部運転会/番外編
「小平加藤邸運転会」報告
素晴らしい個人レイアウトの閉鎖を惜しんで
写真・原稿原案 会員番号32-59
加納 浩志
まとめ 会員番号31-117
岸田  弘


八王子運転会に「近くだから」とぶらりと寄っては、「蒸気機関車の加工や運転法」についてアドバイスをしてくださっているJCFC会員の加藤(浩)さん。その自宅レイアウトが、「今年3月で閉鎖される」と聞いて、武田支部長が「そのレイアウトで関東支部の運転会を」とお願いしたところ、快諾をいただいたので関東支部メンバーに呼び掛け、2月28日(日)に、臨時の運転会が開催されました。


八王子と蘇我運転会の仲間が集まって


小平市内、青梅街道に面する加藤邸の庭には、1.8mの大型ターンテーブルを中心に、3.5吋専用の内周線と、3.5吋+5吋併用の外周線がコンクリート路盤の上に小判形に敷設され、全線にバラストが撒かれた本格的レイアウトが展開しています。

この3.5吋専用線があるということで、関東支部では蘇我運転会場でしか走らせられないメンバーが、3.5吋機を持って多数参加。自宅に3.5吋専用レイアウトを持つ千葉市の石川(進)さんまでも、親子孫の3世代で参加し、数少ない都内での運転会を楽しむことができました。

何時もはコッベルやシェイの5吋機で八王子運転会に参加している矢島さんも、わざわざクラウスを持って参加。


立派な転台車も整って


今日は可愛いクラウスで/矢島さん


また昨年11月、小回りが利くと12分の一で(EH500を1ボディのED機とし、足回りを5吋とした)金太郎をデビューさせた佐藤(透)さんも、外周線の5吋軌道を走らせながら、庭園鉄道の良さ見せてくれました。


12分の一は庭園鉄道にぴったり/佐藤(透)さん/ED500


石川さん家族は、父と孫がEB10を、息子がC57を運転。貴婦人が列車仕立ての美しさを見せながら、庭内を走ります。

キットに丁寧な追加工を施し、実機の雰囲気を楽しむ西本さんのC11も、バラストのある庭園鉄道の中で水を得たようなご機嫌な走りを見せていました。

持ち運びや取り回しの手軽さのある3.5吋機を改めて見直すとともに、個人レイアウトでの仲間の交流の素晴らしさを感じさせる運転会でした。


3.5吋の雄、ブリタニア①/町さん


3.5吋の雄、ブリタニア②/吉岡さん


親子3代で参加・石川(進)さん/EB10


親子3代で参加・石川(剛)さん/C57


親子3代で参加・石川(隼)さん/EB10


ご機嫌C11/西本さん


今回はコッベルで参加/大島さん


快走BR24/鶴見さん


2月末とは思えない暖かな陽気に恵まれ、八王子か蘇我運転会の一方にしか参加できないメンバーの交流もでき、素晴らしい運転会となりました。改めて、数少ない3.5吋機を楽しめる貴重なレイアウトがなくなることが残念です。