2016年10月「ちばまつり運転会」報告
2日連続の運転会/その2
秋の日差しの中で、
会員番号31-117
岸田 弘
10月の「蘇我運転会」は、23日(日)に開催された「JFEスチール㈱東日本製鉄所」等が主催する「JFEちばまつり」に協賛参加して、ジェフユナイテッドのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」前の広場に一周140mの仮設線路を敷設しての運転会となりました。
年初、10月末に予定されていたのが一週間早まり、結果的に22日「八王子運転会」、23日「ちばまつり運転会」と2日連続の運転会となりました。
この「ちばまつり」、フクダ電子アリーナ見学会他、熱延工場見学会、海の上から製鉄所を見る船上見学会、さらにたくさんの屋台や各種出店等々でにぎわう大イベントです。
レイアウトは今年も、アリーナ前の広場にある小公園の樹木を取り囲むように敷設。樹木に遮られ全体が見通せないため、長さを感ずるレイアウトです。
この日は、秋の好天に恵まれ、運転開始予定の10時前には長い乗車待ちの行列ができたため、15分早めて始発列車を出発させました。
始発列車は15分早めて出発/武田さん(N700)
午前中は、武田さんのN700の5両編成、石川(剛)さんの3.5吋C62が3両の客車を引いて、加納さんのコッペルは守田さんのトーマス号と客車を推進し、午後には守田さんのT5風がトーマス号と客車2両を推進し運客を担当、馬場さん、鶴見さん、岸田が乗車係を、準会員の河村君が出発合図とポイント係、森君が入線ポイント係を手分けして担当します。
3.5吋C62もたくさんのお客さまを乗せて大奮闘/石川(剛)さん
トーマス列車を牽引/加納さん(コッペル)
トーマス列車を先頭にすると大人気に
たくさんのお客さまに安全・円滑に乗っていただくため、午前中は3列車、午後は4列車が同時に、駅で一斉乗降、一斉スタートする方式での運行となりました。
駅で一斉乗降、一斉スタート
イベントで人気のミニ鉄道とあって、小さなお子さまと家族の行列が続きます。特にトーマス列車は当初コッペルが牽引していましたが、途中でトーマスを先頭にしコッペルが後方から推進すると人気が一気に高まりました。
午前中は、3列車で2周していましたが、2時間15分で約600人強の運客しかできず、待ち時間も長くなったため、午後は4列車で1周とし、待ち時間を短くする工夫をしましたが、それでも、行列はレイアウトを半周するほどの混雑となりました。
レイアウトは、樹木の周りを一周。長い行列が続きます
仮設線路の撤収等の予定から、15時に運客を終了しましたが、この日、乗客数は1,694名。沢山の笑顔と歓声を運びました。
行列の子供たちは期待を膨らませ待つ
この運転会、前日に石川(進)さん所有のレールやテント等をトラックに積み込み、午後アリーナ前の広場に敷設、当日運転会終了後これを撤収してトラックに積み込むという、2日掛かりの作業が必要です(この後の荷卸しと収納は石川(進)さん、石川(剛)さんお二人だけとなってしまいましたが…)。「八王子運転会」と「ちばまつり」が2日連続となり、また、各地の地元運転会とも日程が重なり、少人数での運営となりましたが、日ごろの連携から見事に円滑な運営が出来ました。
皆さんありがとうございました。
少ない人数で安全・円滑運行に成功